この日は午前中にスパニッシュ・シヴィル・ウォー・ウォーキング・ツアーに参加。
私の知識はジョージ・オーウェルの『カタロニア讃歌』のみ。
しかしこのツアーの参加者はツアー主催者の書いた本も読み、自分でも色々調べているというスペインの内戦にかなり詳しい人々がほとんど。
たまたま参加しましたという初心者はおそらく女子サッカーを見にやってきた女子のカップルと私と夫だけだったと思います。
ウォーキング・ツアーと言いつつ、ほとんど歩きませんでした。
カタルーニャ広場『カタロニア讃歌』にも出てきたカフェ・モカで主催者の持つお宝的写真や関係グッズを見せられてかなり詳しい話を聞くという感じ。いわば濃いオタクの世界。それなりに面白かったです
フランコ対民主主義を求める人たちと思っていたら、かなり複雑で、対フランコ組の中でも4つに分かれ、オーウェルがたまたま入った アナーキーなpoumは革命を進めるボルシェビキ派と思われていてレーニン主義の共産党からは睨まれているというわけのわからない世界。こう聞いただけでもわからないでしょう?
ツアー終了時にまだ話し足りないマニアックな参加者を置いてさっさとお昼を食べに行きました。
ツアーでも説明のあった長い歴史のあるというバー・デル・ピでタパス・ランチ。
途中のウィンドウの花柄の品々。かわいいけど、かわいすぎる。
バルセロナ大聖堂を見学。内戦のときにフランコ側だったため教会はボコボコにぶっ壊されたそうですがここは無事だったそう。特に面白い内部ではないので代わりに近くの郵便受け。鶴の代わりに燕?亀がいて何かおめでたい。
バルセロナ歴史博物館は建物の下にローマの街の遺跡があると聞いていたので行きたかったのですが、なんとなく歴史博物館に地下都市がついているとイメージだったのですが、まず、近都市から見学が始まり、そしてかなり広い!!ローマにあった近都市の遺跡よりも広い。紀元前1世紀から中世初期までの展示があると説明には書かれていますが、ローマ時代しか覚えていません。ローマ時代に興味がある人にはおすすめです。パンクスタイルの男性が一人でじっと見学していたのが印象的でした。話しかけようかどうかちょっと迷いました。話しかけなかったけど。
夜はテオリック・タバーン・ガストロノミカでテイスティングメニュー。
パンとオリーブオイル。あらそんなにオリーブをたっぷり入れてくれるなんて!
夫にはリークに何かクリームを乗せたもの、私はリークが嫌と言ったのでオリーブに何か甘いバルサミックがかかったもの。このオリーブがびっくりするほど美味しかった。
パンに生ハムと薄く切ったアーティチョーク、チーズが乗ったもの。
イカとイカ墨のコロッケ。
パルメザンに乗った生エビ。
鯖、ビートルートのピクルス、マスタードシード。
グリーンピース、豆苗、マッシュルームのピュレ。
ツナを軽く焼いたもの、アスパラ、キャビア、カラスミ添え。
リゾットに生の牛と鱈(塩鱈を戻したもの)。
羊ロースト、赤ピーマンのマッシュ、レタス。
牛のミートボール。
レモンアイスのバジルソースがけ、レモンゼリー添え。
いちご、エルダーフラワー、クリーム添え。生のエルダーフラワーがかわいい。
クリのケーキとアイスクリーム。
これで終わりかと思ったらチョコレートをチュロスのようなペイストリー。
実は私と夫のテイスティングメニューは別のもので、夫の方は食事ものが二品(エビとミートボール)デザートが二品多い。食事ものだけだったら二品余分でもいいが、デザート三品は多すぎ。そして最後のプラスワン。欧米の方々はそんなに甘いものがお好きなのか?
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