追加レポート

萩尾先生に関するツイートを見ていたら、トークの内容が知りたい!!という声がありファンの方はそうだよな、と、私の雑な雑記を申し訳なく思い、覚えている限り足してみます。

基本はこちらをご参照ください。ありがたくも許可をいただけたのでリンクを貼ります。https://www.hagiomoto.net/news/2019/05/post-317.html

大使館でのトークでも、JAPANHOUSEで使った素材を使ってほぼ同じ内容のお話だったのですが、おお〜と思ったのがアランがおじさんを突き落とすシーン2頁分(上記のリンクにその箇所が載っておりますのでご参照ください)のこのアランのバックの線は彼の揺れ動く心を表しているそうです。そして、突き落とされたおじさんを中心にぐるぐるっと線が旋回しているとのことです。

また、「柳の木」はほぼセリフがないので日本語を使わない人でもわかりやすいのではないかと思います。舞台のように同じ柳と女性がいつも出てくるけれどバックは少しずつ変化していくという試みをやってみたくて1頁2コマでお描きになったそうです。

女性は変わらないけれど柳の木は大きくなり選定もされ、柳のある土手もいろいろ変化が見られ時の流れを感じることができます。どうして女性は変わらないのか?というのが最後には明らかになります。あることを受け入れることによってそれが心にとどまる、という先生の説明でした。このテーマは全世界共通ではないでしょうか?夫(イギリス人)が大英博物館の先生の原画の前で見知らぬ人と何かしみじみと語り合っていたのが印象的でした。

また、参加者の質疑応答になぜか私も混ぜていただき、「先生の描かれるキャラの動きは時として非常に軽やかでまるで重力がないかのようにも思われます。JAPANHOUSEでイギリスの妖精のことに興味があるとおっしゃられておりましたが、その軽やかな動きは意識的に描かれているのでしょうか、それとも自然にそうなるのでしょうか?」という質問をさせていただいたのですが、「心は軽く体を抜け空に舞い上がる」(玖保要約。もっと長いお答えでした。でもメモ取ってなかった)という大変詩的なお答えをいただきました。やはり先生は人間を超越されていらっしゃいます。地面に足が着いてらっしゃらない(悪い意味ではなく)と言われても私は信じます。先生には人には見えない羽があるのです!!

大使館のあげたyoutube貼ります。私も終わりの方でちょい見えます。

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おっかけ4

ロンドンでの萩尾先生の最終イベントは日本大使館でのトークでした。

担当編集者、F・Aさんに加え、陶芸家のほそのひとみ(情報が英語なので漢字がわからずすみません)もトークに参加されました。トークを仕切るのは大英博物館のニコールさん。彼女は今回のMANGA展のキュレイターでもあります。

トークの内容はJAPANHOUSEでのトークと同じく先生が今回出展された原稿、「柳の木」豪華全20ページと「ポーの一族」2ページ(アランがおじさんを突き落とすシーン)の先生による解説です。同じ内容でも場所が変わるとちょっと中身が変わってくるのでありがたし。

今回の大使館でのイベントはセキュリティーのため個人の写真撮影禁止。

しかし!!

控え室をお訪ねしたときに写真を撮ることができました。しかも、先生とのツーショットも。家宝です。転げ回ってじたばた「ちょ〜うれし〜!!」と叫びまわりたいところを大人の態度でぐぐっと堪えました。それでも口がにんまりしてます。

これで私のロンドンでのミッションは完了。

先生は今頃ノリッジでワークショップをなさっているはず。すみません、先生!ノリッジまで追っかけてゆけなくて。(呼ばれていないけど)

ノリッジに薔薇の綺麗なお庭があるらしいので、私のイメージでは先生は薔薇に囲まれてワークショップをなさっています。

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おっかけ3

今回は追っかけるというより、ホテルまで参上してお昼にお連れし、そのあと大英博物館までお送りするというミッション(と勝手に心に決めてる)です。

キングスロスの裏側にあるグラナリー・スクエアの Caravanに予約を入れました。

その名の通り穀物倉庫だった建物にセント・マーティンという美術学校とレストランが入っています。並んでスーパーマーケットのウェイトローズがあったのが、皆様には大変喜ばれました。うれしい。今までお土産探索するお時間もままならなかったようです。

食後のカプチーノの向こうに萩尾先生。

カプチーノの味が200いや300%増しです。

漫画家になってよかった。F・Aさんが担当してくださってよかった。ロンドンに住んでてよかった。

レストランの周辺で写真撮影をスタッフの方に指示する萩尾先生。指示の仕方が大変的確。

一瞬くつろぐ編集者F・Aさん。今回の大役大変お疲れ様です。

さて、ロンドンの最終イベントは日本大使館でのトークです。

もちろん追っかけます!

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おっかけ2

追っかけ2段目は大英博物館で開かれるMANAGA展のレセプション。

大盛況で500人くらい人がいたのではという噂でした。大人気だったHOKUSAI展200人を上回る人数です。

先生は大変素敵なお着物姿だったのですが、お写真を撮り損ねました。

追っかけ失格です。

展示は小学館、講談社、集英社、白泉社の数社連合。日本では見られない展示です。ジャンル分けも少女漫画、少年漫画、青年漫画と分けがちな日本とは全く違う視点。

会場でご自分のイベントのためにロンドンにいらしていた手塚眞さんに遭遇。(20年以上ぶり!!)

ウルトラボックスのジョン・フォックスさんを紹介していただきました。

赤塚不二夫先生のお嬢さん、赤塚りえ子さんにもお会いすることができ、大変得した気持ち。

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おっかけ1

日本の至宝、萩尾望都先生がロンドンにいらっしゃいました。大英博物館で行われる MANGA展関係のイベントに出演されるためです。

同行するのは私の担当編集者だったF・Aさん。

先生とのトークででかく名前も載っています。

私が担当していただいたときは入社したての初々しい頃だったので、なんか、感慨深いものがあります。

「Aちゃんも立派になって〜。ねえ?まあ」と親戚のおばさん気分??

最初のイベントの場所はJAPANAHOUSE。早めに駆けつけると、なんと3番!おかげで壇上真ん前に陣取りすることができました。会場は満杯で大盛況でありました。先に到着していた方も日本人で、もちろん萩尾先生の大大ファン。ワクワク感を共有できて楽しい。これが追っかけの楽しさでしょうか?

トークの中で、先生はアン・ライスの『インタビュー・ウィズ・バンパイア』が出てきたとき「あ、主人公の年齢をもっと上にしておけばよかった」と思われたということについて言及されてましたが、永遠の14歳のバンパイアの悲しみが少女たち(だと思います。勝手に決めたけど)の心を鷲掴みにしたのです。

そしてあのとき、新しいヴァンパイアものとして『インタビュー・ウィズ・バンパイア』は脚光を浴びていましたが、「ふん!私たちにはもっと先に『ポーの一族』があるのよ」となんと誇らしかったことか。

時間が押して質疑応答の時間が短くなってしまったのはちょっと残念ですが、参加者の反応は上々でした。

先生!本日の大英博物館のレセプションも馳せ参じます!

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悪魔の卵

で正しいのかわかりませんが、deviled eggs、 昨日日本からの友人とマリルボーン・ハイストリートというおしゃれな通りのカフェで初めて食べました。

ゆで卵を縦長に半分に切って、黄身部分にマヨネーズなどを混ぜ、白身のところに戻したものなのですが、想像以上においしい!

タマゴサンドなどでお馴染みのゆで卵とマヨネーズの組み合わせは新しくもなんともないのですが、黄身だけ和えて戻す、というのが私には衝撃的でした。

実は固茹で卵はもほっとするから得意じゃないのよね、と言っていた友人も、「これは大丈夫!」とばくばく。

同じ素材の手順を変えただけでこんなに変わるって、お料理ってすごいですね、と思った瞬間でした。

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信じられないくらい青い

お久しぶりです。webマスターのたゆまぬ努力でやっと自分のブログに入れました!!

先日、夫、その友人夫妻と共にバービカンにコンプリシテのお芝居を観に行ってきました。主演を務めるのはキリアン・マーフィー。

「インセプション」「ダンカーク」などでもお馴染みの俳優さんですが、実は当日まで誰が出るのか私は分かっていなかったので、どういう俳優さんだか夫が説明してくれたのですが、開口一番「信じられないくらい青い目の俳優、と言われているよ」

もちろん、イギリスには青い目の人は珍しくはありません。

が、その中でも「信じられないくらい青い」とは!!

早速ググったら、ウィキには「独特の青い目で知られている」とのこと。

そこまで青い目を強調される俳優さんも珍しいのではないでしょうか??

ちなみに舞台上の彼は距離がありすぎてその青さが今ひとつわかりませんでした。

ぜひググってどのくらい青いのかご覧になってください。

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謎の行列

先日、所用があってキングスクロスのグラナリー・スクエアに出かけて行きました。

そこは再開発され、美術学校のセント・マーティンやレストランなどが入っています。

待ち合わせのあと外に出てみるとなんだか長い長い列が。

別のアングルから見るとこんな感じ。

図々しくも列の一番後ろの人に「これは一体なんのため?」と聞くと、「ミシュランの星持ち屋台に並んでる」ということでした。

チャーシューとごはんで£6。

機会があったら食べてみたいです。

この広場には他にも屋台があるのですがこんなに列が長いのはこの店のみ。

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自然ってすごい

ボタニカルアートの師匠に連れられてキューガーデンに行きました。

まるで人工的につけた色に見えますが、こんなのが自然界に存在するってすごくないですか??

フィリピン原産のヒスイカズラだそうです。

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今更気がつく親指の大切さ

やってしまいました!!

昨日、人参をスライサーで切っているとき、自分の指もスライスしてしもた。

しばらく血が止まらなかったので、もしこのまま出血し続けたらたとえ指でも病院にいったほうがいいのか??とどくどく出血する傷口を押さえながらとりあえずバンドエイドを探し、とりあえず傷にそって貼ってみたが、まだ出血大サービス。そこで、上からも貼り、親指がすっぽり隠れる状態に。

時間が経って出血が止まっていることを確認し、状況は落ち着いたのですが、思ったよりも不便。

親指って結構力が入るんですね。

何かするたびに「いてて」となる。

あと、コンタクトの出し入れが大変不便であります。

親指、ごめん。あなたの力を甘くみてました。早く治ってくれ〜。

ちなみに、切れたのは右手を下に向けて左側の指の腹上部なので、ペンを持つのは平気。

これが右側上部だったら、仕事的に大変だったはず。

親指は縁の下の力持ち、って何かあったら多分どの指もそれなりに困るんだろうけど。

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