そうこちゃん
実はそうこちゃんは公方家(あるいは窪乃小路家)のひとり娘、深窓の令嬢なのであったが、父の事業が失敗し一家は没落、ショックでその父も亡くなり、天涯孤独の文無し娘となった身の上であった。(母は以前に他界)
今は、昔父の世話になったという男の持つ倉庫の倉庫番として、ささやかに暮らしている。
唯一父がそうこちゃんに残したものは幸せの青い鳥。
変な物好きの父が集めていたコレクションの一つであったが、これはペットとみなされ、差し押さえられた他のものとは違い、そうこちゃんのもとにやって来たのあった。
果たしてそうこちゃんに幸せはやってくるのか??? もっともそうこちゃんはおっとりしているので、御飯が食べれて眠れるところが あってけっこう幸せ!と思っているのだが。
ロワ蔵
自分が幸せの青い鳥だと知っているのでふてぶてしく、そうこちゃんを自分の世話係くらいにしか思っていないよう。性別はオス。口癖は「遠くに行きたい」。すぐどこかに放浪の旅に出る。プチ家出ともいう。 |