ちょー久々のBath2日目その2

ローマン・バス見学の後はまたウォーキング・ツアーに参加することにする。

待ち合わせ場所はローマン・バスを出たところなので大変便利。

その日参加したツアーはバースの外側。川の向こう。

これがエイボン川。エイボンは川という意味だそう。なので川川?

ポンテベッキオを模したパルトニー橋の上には店が入っています。

住宅地は洪水を避けて造成した場所にあり、地下二階も見られます。この写真に見える窓は地下一階とその下が地下二階。

たまたま丘の斜面に庭が見える家を見たので、まず正面一階部分。

左横に回って地下一階部分。柵部分はすでに地下一階部分。

そして地下二階部分。と言っても庭から見ると地下ではないのが面白いです。

運河の方に出てトンネルをくぐり、

そこから18世紀のジョージアンの公園、シドニー・ガーデンへ入ります。

公園からホルバーン美術館へ行ける。これは増築部分の裏側。

私たちはここでルーシー・リーの展示を見たかったのでツアーに別れを告げる。

まずカフェでお昼。なかなか素敵なカフェ。

ルーシー・リーの展示。

焼き物のボタンも作っていたそう。

焼き物は日本的。

ウェッジウッドとコラボをしようとしたらしいが手がかかりすぎるということで実現しなかったシリーズ。

美術館正面。バリバリ18世紀の建物。

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ちょー久々のBath2日目その1

朝食後にすぐに世界遺産のローマン・バスへ。

行ってびっくり!

私の思い出の中のローマン・バスは屋根のないところに湯船があってそこに指をつけて「ぬるいな、ふ〜ん」てな感じ。一体昔はどういう展示だったんだろ??

今はお湯に手を入れるのは禁止です。

考古学的部分が大変充実。

この有名な浴場の部分以外も見どころたくさん。ここ、円柱部分の上は18世紀のものです。彫刻も18世紀。

これはローマ時代のもの。スリス・ミネルヴァ。ローマの神様と川の神様が一体化している。なので、ミネルヴァといいつつ男姿。

可愛いじゃないの!犬らしい。

このオレンジ色のところまで18世紀はお湯が来ていたそうです。で、今はローマ時代の水位に戻された。

あまりにも遺跡部分にびっくらしたので、私が昔来た時はこんな遺跡部分ありませんでした!!とオーディオガイドを返すときにそこにいたおねいさんに聞くとミレニアム基金で作ったということを教えてくれました。なので10〜15年くらい前にこういう形になったそう。なるほど〜!私が来た時と違うはずだわ。

あ、オーディオガイドは日本語のもありました。ラッキー。

そういえばこのローマン・バスの近くに「テルマエ・バース・スパ」というのがあったので、そちらには行かれました?と聞くと、うっとりしながらすすめてくれました。

今回は水着を持ってこなかったので行きませんでしたが、健康ランド的に楽しめそう。しかも、温泉よ、奥様。

次回は水着持参で来る!と心に誓う私。この建物は本当に最近のものらしい。お値段は40ポンド。

ローマン・バスと同じ源泉!素敵すぎる。

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ちょー久々のBath1日めーその次

写真が多いので1日を分けます。

チェックインの後は2時からのウォーキング・ツアーに参加。ボランティアのガイドさんによる無料のツアーです。2時間で街中を色々回ってくれます。自分達だけだったら見過ごしてしまいそうな小路なども行くのでおすすめです。

バースにある世界遺産の一つ、ロイヤル・クレセント。壮観。

水洗トイレの発明者、ジョン・ハリントンが住んでいた家。今はホテルになっています。

2時間ツアーで歩くとものすごく疲れます。歩いては止まりを繰り返すからか?

一旦ホテルで休んでからまた外へ。

Watch Towerの下がカフェになっているのですが、最近よく見かける造花で飾られたカフェ。実は私はこのタイプはあまり好きではありません。なんだか恥ずかしい。自分に似合わないだけかも。

夜はミュージカルを見る予定なので早めの夕飯。

これもちょー久々のモロッコ料理。

前菜、エビと春巻き。春巻きってハズレがない気がします。

メインはラムのタジン。

そしてチキンのタジン。

とんがり帽子をあげると、

バクラバ。

ミントティーも頼んだのですがそのポットカバーにヤラレました。可愛すぎ。

ミュージカルはヘンリー8世の6人の妻を題材にした『シックス』。

ミュージカルといいつつほとんどコンサートのようでした。設定はあるけどあまり話がない。でも若者には人気らしく隣の席の20代と思われる女子はノリノリでした。

スパイスガールズに二人足した様なそんな構成。ロンドンでだったら見なかったかもしれないけど、観光だからよしとする。

場所はシアターロイヤル。

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ちょ〜久々のBath1日目

二泊でバースに行ってきました。

前回はなんと私が日本からの旅行者のとき。30年以上前だわ。ひいいいい。

そのときは、ビクトリア駅からバスで日帰りという忙しない旅行でした。

なので、バースのイメージは美しい川の景観とローマの遺跡で温泉に指を突っ込んだら温かったというなんかぼわ〜としたもの。

しかし!!今回のこのバース旅行、思ったよりも楽しかったのでした。

ロンドンのPaddington駅から電車でBath Spaという駅に向かったのですが、駅のPaddington Cafeのカプチーノにはパディントンの足型。テーブルにはパディントンのマーク。

ベンチにはパディントンが座っていてその横にはオレンジの木(パディントンの好物はマーマレードですよね!)もあるという凝りよう。

ちょっと心を鷲掴み。

駅からホテルに向かう途中で軽くお昼を食べ、それからホテルにチェックイン。

可愛らしい部屋でした。

この部屋は鹿がテーマ?

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Sugar Man

夫がガーディアンにロドリゲスが亡くなったという記事が出ていたよと教えてくれた。

『Searching for Sugar Man』というドキュメンタリーを見て彼のことを知った私たち。

アメリカでは70年代にアルバムを2枚出して消えたが、南アフリカではエルビスよりも有名だったというロドリゲス。

彼の供養にと思い本日もう一度そのドキュメンタリーを見ました。

彼についての話もすごいのですが、ドキュメンタリーも大変素晴らしくできていました。

いい話でもあるけれどその一方悲しい話でもあります。しかし、彼の家族の話から彼が「正しい人」だったということがわかります。

興味を持たれた方はこのドキュメンタリーをご覧になってください。ドキュメンタリーを見てすぐサウンドトラックのCDを買ったのですが、ちゃんと印税が正しいところに行ったのかちょっと心配になったそんな映画。

なんで彼のアルバム売れなかったんだろう?黒人でも白人でもないメキシコ系のミュージシャンだったからその時代には難しかったのか?

ご冥福をお祈りします。

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手洗い、大切ですよね

「ウルフ・ホール」、「ブリッジ・オブ・スパイ」で日本でもお馴染み(ですよね?)のマーク・ライランスの舞台を見に行きました。

手洗いなどの消毒法の先駆者と言われる実在の医師の話が元になった「ドクター・センメルヴェイス」です。

19世紀の中頃、センメルヴェイスは産褥熱で死亡する産婦が多かったウィーン総合病院で次亜塩素酸カルシウムで手を消毒することで産婦の死亡率を下げることを発見したものの、パスツールの細菌論が出る前でだったので、彼の発表は当時の医学会では相手にされず、その後悲惨な人生を送ることになるという悲しい話だ。

ブツブツ呟くような彼の台詞回しは精神的に追い詰められていく様をリアルに感じさせます。これって彼ならではのスタイルですね。

劇場のトイレに行った夫によると皆きちんと手を洗っていたのが面白いと言っていたが、男性はそんなにトイレで手を洗わないのか??というのがツッコミどころ。もうコロナがインフルエンザと同列になったとはいえ、病気が無くなったわけではないのできちんと手洗いをしていこうと心に誓うハロルド・ピンター劇場のトイレでした。

あと、上演中に写真を撮っている若い女性がいてびっくりしたのだが、コロナのあと上演中に携帯をいじるお客(比較的若め)が増えたと聞きました。

マナーが崩壊している…。

芝居の前に「Aquavit」でプレ・シアター・メニューをいただきました。

高い天井と落ち着く木目のインテリア。

プレシアター・メニューは毎日変わるので印刷されたものはないそうで、尋ねると口頭で説明してくれました。2種類あったので一つずつ取ったら取り皿もくれたので、分けて食べました。

前菜はフィロで包んだグラブラックスとケールのサラダ。

グラブラックスのプリチーなプレゼンテーションにノックアウトされる。可愛すぎる。私には可愛すぎる。なぜだか申し訳ない気持ちになって食べる。

ケールのサラダは想像以上に美味しかった。甘めのドレッシングとカブのピクルスが効いている。

メインは鴨の足のコンフィ。大変柔らかい。新ジャガとの組み合わせもナイス。

そしてタラ。カリカリで美味しい。その上に散らされたフェンネル・バルブが大変アクセントとなっていました。

デザートはイチゴのムース、イチゴのシャーベット添え。これもこちらが恥ずかしくなるほど可愛い。

もうひとつはソルベ。一つがこれまたイチゴでしたがもう一つの薄いピンクのものが謎でした。白卵は感じられるもののこのピンクはなんだったか聞かずじまい。

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トルテリーニの思い出

買い物に行った先の近所にトルテリーニの専門店があったので入ってみた。

パスタの専門店はあるけれどトルテリーの専門店はなかなか珍しい。

私はコンソメに入ったトルテリー二、夫はパンチェッタとトルテローニを美味しくいただきました。

トルテリー二といえば、発祥の地と言われるのがボローニャだ。

以前ボローニャに旅行で行った時に、行ったお店のトルテリー二がめちゃ美味しかった。

他のレストランでもトルテリーにを食べてそれなりに美味しいと思ったのだが、その店のは別格に美味しかった。

店の名前は覚えていないが、ボローニャのブラック・マリアがある教会へ登っていく時に666のアーチを通っていく(教会なのにいいのか?その数字。悪魔の数では?)、その最初のアーチ(うろおぼえ)の付近をマリアのある教会に向いて左の道に入ったところ。

書かれたメニューはなく、店の人が口頭でその日のメニューを教えてくれるというのでビビっていたのだが、幸い説明してくれる人が英語を喋ってくれたので問題なくオーダー。

地元では有名な店らしく、壁にはサインがいっぱい。でもサインだから何が書いてあるのかはっきり言ってわからなかった。

そんな中で唯一解読できたのが「ダリオ・アルジェント」(日本では美少女ホラーという売りで有名だったら「サスペリア」の監督さん)。

てなことをトルテリーにを食べながら思い出したのであった。

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フィネガンズ・ウェイク

焦げるような日差しの中、久々にバーモンジー・ストリートへ。

行き方がわからずシャードの周りをふらふら。

ああ、以前はここはずっと工事中だったから回って行ってたんだっけと思い当たる。

こんな若者向けのコンテナのバーや屋台などができていた。

バーモンジー・ストリートにはレストランやカフェや小さな店がひしめいていて大変いい感じ。あまりチェーンかせずこのままでいてくれ〜と思う。

まずは腹ごしらえ、と予約ができないドロップインのタパスレストランへ12時前に到着。しかし、キッチンで何か問題が〜と言われ、同系列の別のレストランを薦められる。

そちらでランチ。

気がついたらテーブルの上は赤、緑、黄色。

赤はパン・コン・トマテ。パンがカリカリでおいしい。

緑はタパスで毎回頼むししとう。

黄色はアンチョビ。

本日のコロッケはイカ墨とエビ。

そしてレタスのサラダを取ったらプレゼンテーションにびっくり。

半切りレタスにチーズのドレッシングがかかっていてそしてパルメザンチーズもかかっている。おいしいかった!

帰りにそのドロップ・インのほうのレストランは問題が解消したらしく混んでいました。

トルティーヤを食べている人を見て「あのメニュー、私たちの行った方にはなかった」と夫が一言。私が乗り移ったかと思った…。

そしてお目当てはホワイト・キューブ・ギャラリーのアンセルム・キーファー「フィネガンズ・ウェイク」。

もう入り口からアンセルム・キーファー!一瞬、この展示のためにトイレが使えないかもと心配。(無論使えました)

夫が「フィネガンズ・ウェイク」の読書会に参加していてかなり読み込んでいたので解説をしてくれて大変便利でした。

金が塗られているとなんとなく日本っぽく思えません?

この瓦礫で絵のサイズも想像できると思いますがすごく大きい作品。どうやってここに入れたのか??

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ナショナル・ポートレート・ギャラリー

久々にセンターに行ったらナショナル・ポートレート・ギャラリーの入り口の位置が変わってました。

新しい入り口の方が広くて素敵。

そして近づくと扉には顔顔顔!

ポートレート・ギャラリーだもんね。

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EDSオープン

ロンドンに無事に戻ってきましたが、時差ボケでものすごく早起きになり、夜8時過ぎるともうめちゃくちゃに眠くなるという日々を送っております。

そして、気分はまだ日本のままうっかり外に出ると寒すぎて大後悔。

とは言え、ロンドンも結構暑くなり昨日の外出の服装計画もちょっと失敗でした。

昨日は私がイラストを担当したエブリーナ小児病院のデイ・サージェリーの新病棟のオープニングでした。デイ、サージェリーは日帰り手術かな?

テーマは「宇宙」でUKスペース・エージェンシーの監修を受けたもの。

エヴリーナ小児病院と聖トマス病院の間に建てられた独立した建物です。

近づいていくと私のイラストがお出迎え。

今回この建物のために子供たちから「宇宙の仕事」というテーマで作品を募り、それをもとにして私が絵を起こすという試みがあったのですが、優勝者のエラとそのイラストの前でぱちり。

彼女が持っているのが自分の作品で壁のイラストが私がそれをもとに描いたのを設置した物。

内部の写真はまとめて玖保倉庫にあげるつもりですので少々お待ちください。

この計画に関わった子供たちや、病院関係者、UKスペース・エージェンシーの人たちと話して、みんなに絵を褒めていただき、幸せな1日でした。

患者さんは来週の火曜日から受け入れ開始です。少しでもストレスの少ない怖くない時間を過ごせますように。

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