一通のメールが玖保倉庫に届きました。
以前、玖保が院内のイラストを手がけたロンドンのエブリーナ小児病院に勤務されていた日本人医師からのメッセージでした。
エブリーナ ロンドン小児病院はテムズ川を挟んでビッグ・ベンの対岸にある聖トマス病院の敷地内にある小児病院。
彼が毎日エブリーナで目にしていたイラストは、作者が誰なのかわからなかったものの、とても気に入り、ご自身で日本で小児科を開業するにあたり、こういう内装にしたいと調べたところ、このイラストの作者が玖保キリコと判明。
どうにかコンタクトは出来ないものかとWEBで玖保倉庫にたどり着き「当たって砕けろ!」という気持ちでお問い合わせをされたとのことです。
そのメールの主が、大山伸雄先生。
エブリーナ ロンドン小児病院及び、聖トマス病院での勤務が終わり日本に帰国されたのちおおやまこどもクリニックを開業されたのち、内装を玖保の絵でというお仕事を玖保に依頼という流れになります。
玖保にとっては日本で最初の病院のお仕事です。
デザインは英国と同じくArt in siteという会社が行いました。
キッズスペースの壁や診察室、処置室などに玖保キリコのイラストがインストールされています。
これなら、病院嫌いな子供たちも楽しく来てくれること間違いなしですね。
日本に一時帰国した際に、実物を見た玖保本人もとても感動したようです。
“まるでプチ・エブリーナが日本にやってきたかのよう”
”患者さんやそのご家族、大山先生はじめスタッフの皆様のなごみの空間になってるといいな〜。”
玖保のざくざく雑記から抜粋
大山先生の「当たって砕けろ」精神がこのプロジェクトを成功へ導いたのだと思います。
そして、とても可愛い仕上がりで、関わっていただいた方々に感謝と共に、おおやまこどもクリニックの大山先生をはじめスタッフの方々、病院に来られる子供さんや親御さん、すべての方々が癒され和まれる空間になっていって欲しいと玖保倉庫STAFF一同心から願います。
おおやまこどもクリニック
Art in Site
玖保キリコのイラストデザインワーク
ark-gr.co.jpで玖保のインタビュー記事がアップされています。