シエナ11

翌朝、駅に行くエスカレータの近くでカプチーノを飲んだのですが、何と1.5ユーロ。安い!!門の中は3.5〜4ユーロとロンドンよりちょい安くらいだと思ったのに。観光地値段だったのか。

溢れた写真をいくつか。

シエナは7月と8月にパリオと呼ばれる馬のレースが行われるのですが、場所はカンポ広場でそこにぎっしり人がいた。そのパリオの練習とか準備なのだと思います。手前の人々はそれを見ている観光客。

パリオはコントラーダと呼ばれる区域ごとに競うそうですが、到着した日に見た外にテーブルを置いて食事をしている集団もそのコントラーダと思われます。

皆お揃いのスカーフを首に巻いていました。

あ、そういえば、昼間レストランでうたっている集団も複数いました。その人たちもコントラーダの人たちかも。

コントラーダは動物などのシンボルがついていて、これは多分ガチョウ。

ちょっと谷中銀座っぽい。

こっちが谷中。

シエナには17のコントラーダがあるそう。

私たちが見たパレードはコントラードの守護聖人祭のものだと思われますが、この中世の衣装の決定はムッソリーニによるものだそう。ムッソリーニ前の衣装は別のものだって。

飛行機からアルプス(多分)を見る。飛行機に乗ってるってすごいなと思う。

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シエナ10

サン・ドミニカン教会見学。

夕飯はエノテカ・イ・テルッツィ。

食事をしていたら、店の外で若い女性を引き連れた男性がレストランの建物を指差して何か話している。建築に関する講義か何か?それともツアーガイドなのか?

横のテーブルの人がその男性に何か聞きに行ったので、チャンスがあったらその人から話を聞こうと思っていたが、食事をしているうちに忘れてしまった。

チーズのスフレ的なものとパスタを前菜とし、鹿、チキン・ミラネーゼをメインで頼んだつもりだったが、取り皿はいるかと聞かれて、「あら親切に」と「はい」と答えたら、スフレががまずきて、その後にパスタと鹿肉、そしてその後にミラネーゼが来てしまった。こんなつもりではなかったのに。

まるで私が一皿多く食べているようではないですか。隣の席のご婦人が笑って見ていた。

夫に「これ、ちょっと食べてもいいんだよ?」と勧めたが「お腹いっぱいだからいい」だって。

まるで私が大喰らいに見えちゃうじゃん。いっぱい食べるんだけどさ。

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シエナ9

クッキング・クラスでパスタを作った時、先生とアメリカ人カップルが大絶賛していたレストランを予約。夜はダメだったけど昼が取れたのでカンポ・セドリックに行く。

シエナは高低が激しいのでGoogleマップに従って行こうとするが結構難しい。渋谷の陸橋で迷うそんな感じ。わかってくださるかしらん?

テイスティングメニュー。

アミュゼ、鯖、エビのリゾット、シーバスに似た魚、口直しシャーベット、そしてデザート。

アミュゼ、色々あって楽しい。これだけでお腹いっぱいにするのが私の夢。

この最後のデザート、チョコレートの枝が立っている麓の甘いもの(写真では見えませんが)、何か覚えがあるけれど何だろうと悩み、お店の人に聞いたら「あんこ」でした。

シェフは日本人の方だったのでお店を出る時「おいしかったです」とご挨拶。

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シエナ8

サンタ・マリア・スカッラ博物館へ。

ここ、大変広かったです。地下に考古学博物館もあるし!でも表示がないのです。なぜ????

地下でインスタレーション見てたら係の人に奥もありますよ〜と教えていただきそっちに行ったらさらに下に行けた。インスタレーション見なかったら気が付かなかったかも。いいのか??

この博物館、昔は病院だったところです。

私が気に入ったフレスコ画はこれ。

私の興味の範疇になかったのがこういう遺物入れ。聖人の指とか骨とか入っているやつ。

マンジの塔の下の建物の外側のチャペルにあったソドマのフレスコ画がここに展示されていた。ラッキー。

何しろ広いのでいくつかの展示もありました。

手芸タッチが可愛い。

病室として使っていた部屋にはフレスコががぎっしり。貧しい人たちのための施療院ということですがお金かけてますね。ホスピタルアートの走りか?

病室として使っていた写真が残っています。

不思議な空間も。

日系と思われるアーティストのインスタレーション。名前忘れましたすみません!!!

下に遺跡的な床が見えます。

下に行くとこんな感じ。

そして、考古学博物館があります。エトルリア時代の骨壷。ローマ風に横になって食事をしている人が乗っています。

着色が残っているものも。

ローマの風呂か?と思ったら洗濯場だったよう。

この階段も謎めいてますね。でも特に説明なし。

変な壺も。

正統派。

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シエナ7

キージ音楽院。

夕方タイマッサージをする。すっきりした気がする。

夜の市庁舎も素敵。

そのあとオステリア・ル・ロッジでテイスティング・メニュー。

子牛のツナソース、フシリ、鳩、カネロニみたいな名前のクルクル丸めたお菓子。。

デザートのこの皿のソースに浸かっているのはフィレンツェでよく食される塩気のないパンかも。

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シエナ6

この日はドゥオーモへ。

途中で朝食。

すごい坂道。

ドゥオーモの入り口で携帯に入ったチケットを提示しようとしたら出てこない。Wifiがダメなよう。「どうすればいい?」と聞いてもオラしらねという冷たい返事。仕方ないのでwifiのあるカフェに入ってQRコードを出してそれを入り口へ持っていく。こういうこともあるのね、気をつけようと思った。

ここの内装は黒白の大理石。

そしていいのか?と思われる異教徒のシビュラのモザイク。

突然ですがシエナはメタルワークの技術が高く、特に評判が高かったのが大型鉄柵で16世紀くらいまでシエナの鍛冶屋が開発したモデルが全イタリアで国際基準になったそう。ということで鉄柵の写真も。

彫刻のライオンの親子を見てほのぼのしてたらそのお食事の光景も!!どうやらお食事は羊らしい。

ミケランジェロもありました。

中心の絵画はパオロディ・ジョヴァンニ・フェイ。このキリスト7歳児くらいに見えるんですけど。

豪華絢爛ピッコローミニ図書館部分。

昼はオステリア・イル・ヴィコロで。「ピッツエリアだけどいい?」と恐々聞く夫。私はピザ、嫌いではないけど特に好きでもないので。

でもここ、トリッパがあった〜!

カスタード・パイという名前に惹かれて取ってみたがあまりカスタードが入っていなかったパイ。むかっ。

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シエナ5

自分で作った美味しいお昼(ソースはレストランが作ってくれたけど)のあとは

カンポ広場の市庁舎へ。

お目当てのロレンぜッティ「悪政」と「善政」は修復中で見れず。

シモーヌ・マルティーニの大きなフレンスコ画が素晴らしい。

夕食はいちばん近いゼストで。きつい坂道にテーブルがセットされている。

アンティパスト、リゾット、ツナ、グリーンビーンズにローストしたアーモンドを混ぜたもの(これが美味しい!!)。

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シエナ4

はクッキングクラスに参加。

パスタとティラミスを作ります。

作ったパスタは同系列のレストランが調理してソースも作ってくれて、クラス終了後の30分後に食べられます。

私たちの他はアメリカ人のカップル人組のみ。ワインを飲みながら作って楽しかった〜。

作ったパスタはピッチ、トルテリーニ、ニョッキの3種。

これはトマトソース。

トルテリーニはセージのバターとカボチャのソースの2種。カボチャのソースが美味しかったです。

ニョッキはミートソースで。

甘さ控えめでかなり美味しくできたティラミス。

そして、このレストランはシエナに入った最初の日のお昼を食べたレストランでした!

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シエナ3

お昼の後はシエナ生まれの聖人、聖カテリーナの生家を訪ねる。

そのあとは街歩き。

ここは世界でいちばん古い銀行だそう。

夕食のレストラン、アンティカ・オステリア・ダ・ディーノは、なんともと埋葬の洞窟だったところ!

「エトルリアの納骨堂の骨壷の蓋」と書いてあります。

店内は洞窟気分満載。

チーズスフレ的なもの、リゾット、パッケリ。

思わずデザートもオーダーしたけど、やはり私のタイプではない。

イチゴのセミフレド。外でジェラートを食べればよかった。

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シエナ2

シエナ国立絵画館を見学。

中世美術が好きな人にはもううっとりするくらい豊富なラインアップ。

この変なバランス、変な顔色(失礼!)の絵画がなぜこんなに心惹かれるのか??

たんまりこういう絵を見た後に18世紀くらいの絵を見ると「つまんね〜」と思ってしまうのは何故?私だけでしょうか?

あらどこかで見たお方。

ものすごく怖い絵も。恨めしそうな眼差し。

デカメロンに出てくるギスモンドだそうです。何持ってるんだろうと調べたら、父親に殺された恋人の心臓!!!娘を盲愛する父親が娘の恋人の心臓を娘に届けるっていう酷いお話。この後彼女は服毒自殺。

シエナはあちらこちらにこういう狼と赤ん坊の彫刻があります。

ローマのロムルスとレムスと混同しますが、この赤ん坊、レムスの子供でやはり双子で、叔父さんのから逃げてきてシエナを作ったという大変似たような話。

昼はイル・カヴァリョ・ビアンコで、ハムとチーズの盛り合わせ、トリッパ、タリアータ。

昼からワインがススム君。(ふるっ)

トリッパ、好きなので、チャンスがあれば食べます。

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