大変クラッシックな車椅子。本当に椅子に車をつけただけだ。展示物なのか現役の車椅子なのか不明。

大変クラッシックな車椅子。本当に椅子に車をつけただけだ。展示物なのか現役の車椅子なのか不明。
機会があれば見てみたいのはキッチン。
ぐるぐる回して肉を焼く機械とかあるとグッと来ます。
円錐形の白いものは砂糖。
歴史物の映画などに出てくるはあるけれど実物をこんなに身近に見るのは初めて。
「ここに並べてある食べ物は本物よ〜。ただし、食べられるかどうかはわからないけど。時間経ってるから」だそうです。
スタッフおすすめの部屋はここ。
取り入れたラベンダーなどをまとめたりする部屋だそうです。香りが強い。なんかこの部屋このままカフェのインテリアで使えそう。それとも花屋さん?カフェ兼花屋さんだな。
ロンドン近郊へ小旅行。
今回の行き先はサリーのドーキングというところで我が家からは1時間半ほどで行けるところ。
途中で何か見学しようということでリッチモンドのハム・ハウスに行きました。
リッチモンドはロンドンの中ですが緑が多く、乗馬などをする人もよくみかけられ、あまりロンドンという感じはありません。
ハム・ハウスに近づくと夫が「 ここ…来たことあるかも」と言。
昨年のロックダウンとロックダウンの合間に行った旅行の時に寄ったところだったらしいですが、すっかり忘れてました。
しかし、そのとき家の中の見学はできず庭だけだったので、今回家の中も見学できてめでたし!2度目の訪問は無駄ではなかったのでありました。
テムズ川がすぐ近くです。
1610年に建てられた館で1626年にチャールズ1世からウィリアム・マーレイに送られ、その後マーレイの娘のエリザベスへ渡ったそうです。彼女は2度目の結婚で公爵夫人となってます。
このエリザベス、なんでも流行の最先端を行っていた女性だったらしく、その例のひとつがこのお風呂場。階段を下がっていくのでオンスイートバスルームではありませんが。
盥を部屋に持ち込んで入浴していた時代です。
スツールに座ってこの布の穴の部分から顔を出すと蒸し風呂となるデザイン。
お風呂の後はシルクでゆったり。
デレク・ジャーマンの住んでいたダンジネスの家の存続の危機があり、維持のための寄付をしたのが数ヶ月前。
その特典としてアイザック・ジュリアンの写真がもらえるという話(夫からの又聞き)でしたが、思ったよりも立派な箱入りでやってきました。
限定35の中の20番でした。デレク・ジャーマンに関するDVD付き。
デザート以外であまり甘いものは食べないのですがたまに食べたくなるのはデニッシュ。
何があるのか聞いたらアーモンド・クロワッサンとパン・オショコラの合体したものがあったので、それを。
ギルティー・プレジャーってやつですね。大変甘かったです。
バランスを取ろうとして健康っぽいものも付けてみました。一晩つけたオーツのフルーツ乗せ。
これで健康はばっちし!か?
私たちが滞在していた街、バリー・セント・エドモンドからロンドンに戻る途中に立ち寄ったのでイングリッシュ・ヘリテージ管理のオードリー・エンド・ハウス。
なんか、ダウントン・アビーの世界!
植木が不思議な刈り込み方。
さて、私、館に入った後にお手洗いに行きたくなったのですが、スタッフに「お手洗いはどこであるか?」と聞いたところ、ぐるっと回って外に出たところにあるとのお答え。
一方通行で逆には行けないので、出口を目指して歩き出したのですが何せ広い。
庭に面したお屋敷はこんな感じ。右の方から入って左に向かいぐるっとまわって右に行く人いう進行。
これはちょっと広すぎるのでは?と、別のスタッフに「お手洗いへの最短距離を教えてくだされ」と尋ねると、訪問者には使わせない階段の侵入防止の縄を示し、「この階段ですぐ外に出られるわよ」と教えてもらったのでありました。
親切!
そして、外に出てまたお屋敷に入り見学を続けたのでありました。
聞いてはみるものですね。
三角屋根の家からホテルの近くにまた戻り、予約済みのその周辺にあるレストランで昼食。
ランチのセットを頼んだのですが、スナックというのも追加でオーダーできます。
このお店が賢いなと思ったのはひとつ1.5ポンドでめちゃ高くはないものの、量的には少量で割高。しかし、ちょびっとでバリエーションを広げられるのでなんとなくお得マジックにかかってしまいます。
ハドックのコロッケとたらのなんとか(キュアードだったかも)。
本当にぽっちりの量だけれど、騙されている私たち。
パンとバター。バターはサフォークのバター。塩強め。
前菜、私のものがサフォーク産ホワイトブディングだったと思います。ブラックはともかくホワイトを食べるのは初めて。貝柱のように見えるのがそれ。
こちらはなんだったか覚えていません〜。
メインはかぼちゃ的な何かと魚。
デザート
コーヒーのお供。
どの皿も彩が美しいので女子会に最適ですね。
レストランの内部と外観。チューダーですね。
旅行最終日の朝ごはんはコンチネンタル。
お昼のために評判のレストランを予約したので、昼時にいい具合にお腹を空かせるためです。
夫の祖父母が住んでいた家を見に行くのが実は今回の旅のメインイベントです。
著名な建築家の作った家で60年代の建築雑誌の表紙にも度々登場したそう。
外から覗けるかしら?と行ってみたら、きっちり門がありました。
アポも取らずに訪れる怪しげな私たち。
冷たくあしらわれても仕方ないと覚悟をしていたのですが、ちょうどコロナの前に改築が終わったということで、なんと家の中のツアーもしていただけました。
二代前の持ち主の夫の祖父母の名前もきちんとご存知でした。
三角の家と聞いていましたが本当に三角。夫の記憶の中のイメージとほぼ同じだそう。
庭から見た家。写真を撮った場所も庭です。ものすごく広い敷地。
後日、突然思い出したのですが、子供の頃近所に住んでいたお友達の家がああいうモダンな三角屋根の家でした。
三角屋根が地面に接するほど近くで登りやすく、近所の子供たちがよく屋根に登って遊んでいました。(危ない
テレビドラマの撮影で外観を使われたという記憶もあります。「ウルトラQ」だったか、「悪魔くん」だったか??白黒だった!!
この夫祖父母の家と同時代の建築物だったはず。
ホテルの真ん前にあるSt Edmund修道院を見学。
広い敷地は公園にもなってます。
大聖堂美しい天井。
遺跡と使用中が合体。ローマの遺跡にくっついているアパートみたい。
夜はテントのレストランへ。
本館は水車小屋のある建物。
テントはコロナの影響下で始めたものだそうだけれど好評なのでこれが続いているそう。楽しいです。
海のものが得意らしいので、エビをスターターに。
メインは私がカニのパスタ、夫はフィッシュケーキ。
そのあとはMelford Houseというやはりナショナルトラスト管理のお屋敷に移動。
クロムウェルの時代に王党派と議会派が別れて戦っていましたが、ここの伯爵夫人は王党派だったそう。
フランスに逃げたのに戻ってきて捕まったそうです。戻ってこなければよかったのにね。
4棟あったけど、内戦で1棟壊されたそうです。
失われた棟は正面部分にあったはず。塔に別棟に行くドアの跡が残っています。
そのあとの持ち主の何代かあとの奥方のいとこだったということで、ベアトリス・ポッターがよく泊まりに来ていたそうです。
本人の書いたイラスト付きサインも。
ベアポタが泊まった部屋も保存。
これはバンケット・ルーム。
下にシェフ待機、上は食事のため、という部屋。
現在、持ち主の子孫がこのお屋敷の1部に住んでいて、結婚式をこのバンケットルームで行った写真が飾られていました。
家族写真があちこちに飾られていたのが不思議な感じでした。