前からやってみたかった卵の味噌漬けに挑戦。
私が愛読する「澪つくし料理帳」にも出てくるあれ。
甘くするかしないか迷うところ。
でも、今回は甘くないタイプにしてみようと思いました。
甘くしなければ後で味噌汁などに流用可能だそうです。
味噌床に敷くサラシがないなと思いましたがキッチンペーパーで代用できるので一安心。
二日後が楽しみです。

前からやってみたかった卵の味噌漬けに挑戦。
私が愛読する「澪つくし料理帳」にも出てくるあれ。
甘くするかしないか迷うところ。
でも、今回は甘くないタイプにしてみようと思いました。
甘くしなければ後で味噌汁などに流用可能だそうです。
味噌床に敷くサラシがないなと思いましたがキッチンペーパーで代用できるので一安心。
二日後が楽しみです。

豚バラのハーブ塩釜焼というのをやってみました。
早めに準備!と思ったのですが、早すぎたようで、気がつけば塩釜の白身部分が流れ出している〜。
オーブンを温めるタイミングに作った方がいいみたいです。

オーブンで焼いたのがこれ。

割って切って盛り付け。

お味は?
…..残念ながら、ちょっとしょっぱすぎ。
敗因は塩釜にくるんでおいておいた時間が長すぎたのだと思う。
包んで直ぐ焼けばそれほど塩は染み込まなかったはず。
やはり滲み出た白身は悪いサインだった….。
早すぎる用意は失敗の元。
またおでんを作ってしまいました….
ビジュアルとしてかぶるので写真はなし。
なんか、おでんとアスパラガス+卵の組み合わせが続きそう….。
いいのか我が家の食生活。
今年の結婚記念日は最初のロックダウン中だったのでレストランにいけず、夫が家で仕上げるだけのレディメイド・ミールをタウンゼントというレストランに注文してくれてたのですが、そのときにハマったのがアスパラガスと半熟卵の組み合わせ。
シンプルだけどかつ一皿料理としても存在感のあるその組み合わせを、気がつけばほぼ毎週繰り返しています。
ときどきは添えるマヨネースにピクルスを入れたり、あるいは半熟卵自体ををマヨネーズに混ぜ込んだり。
この日のものはマヨネーズにパセリとピクルスが入ってます。
気にいるとずっと繰り返すのが私の性。
自分でもどうかと思うのですが…。

ものすごく好き、というわけではないけれど、ふとした拍子に食べたくなるのがおでん。
練り物関係を日本の店で購入するとなかなか高くなっていきます。
こちらでも手に入る材料をメインに作ったおでん。

牛すじを入れたいところですが、これがなかなか難しい。コリアンの食材の店に行けば冷凍のものが見つかるかもしれませんが、近所にないのが残念。
代わりにとり手羽、昆布で出汁をとり、じゃがいも、だいこん、ゆで卵、油揚げの袋にしらたきをつめたもの、はんぺん、さつまげ、そしてトマト。
気がつくと鍋いっぱいになっているのがおでん。これを数日かけて夫と二人で食べることになるのか?
汁にうどんを入れてもいいし、雑炊にしてもおいしいはず。
大根が超美味しいので、ついつい作ってしまいます。
なんて書いていたら二日目のお昼で完食してしまいました。おかしいなあ。もっとあると思ったんだけど。
入場料のいらない美術館、というベニスの高級ホテル、ダニエリ。14世紀末に建てられた貴族の館を改修したホテルだそう。
建物自体が美しい。
立派すぎて私には敷居が高い〜。
どうしてもこそこそと写真を撮ることに。(こそこそしなくでもいいんだけど)


工事中で入れなかったサン・マルコのバジリカの壁はまるで大理石の見本帳のように様々な色、模様の大理石。

ベニスで古い教会のひとつ、ムラーノ島にあるサンタ・マリーア・エ・ドナート。
黄金の中にすっきりと立つ聖母マリア。

ここには12世紀の床のモザイクも。

もともと貴族の館だったのを美術館に改修したクエリーニ・スタンパーリア美術館で見た聖女の足元の謎の赤い顔。これはなんだ?

大きくしてみます。怖いでしょ?

そのあとに風俗画を見るとなんかほっとします。

普通の人間は不気味じゃない。

1630年のペスト終息の際に感謝を込めて立てられたというサンタ・マリーア・デラ・サルーテ。

是非また行きたいベニス。
早くCovid19が落ち着くことを祈って、サルーテ。
ベニスに行くにあたり、塩野七生「海の都の物語」上下( 新潮社)、宮下規久郎「ヴェネツイア美の都の一千年」(岩波新書)を読み、大変参考になりました。
中世の美術に興味があるので美術館に行くと中世のセクションをメインに見ることが多いのですが、さすがにアカデミア美術館、もう中世たっぷりでお腹いっぱい感。
イコンは普通の人間と区別しなくてはいけないということで可愛くないものがいっぱい。

そしてキリスト教関係の美術を見ていつも思うのが聖人の知識がないとわからんものが山ほど。
ベニスには教会とは別にスコーラ(同信会)というものがあり、出身地で集まったり、職業別に集まったりしていて、聖職者ではない貴族や一般市民が運営する組織で、そこを飾っているのが美術館に作品が所蔵されている画家のものであったりします。
お金があったところは当時の有名どころにドーンと頼んだのでしょうね。ベニスの美術の主要なパトロンであったそうです。
同信会のほうが教会よりも小規模なので作品との距離が近かったりします。
ここ(Squola di San Giorgio degli Schiaavoni)を飾るのはカルパッチョ。ドラゴンを退治する聖ジョージ。(イギリスの守護聖人ですね。でもギリシアの人だそう。そして日本的観点から言えばドラゴンが小さい)

食べ物の方のカルパッチョは、画家の生の牛肉にパルメザンチーズをかけたのが好きだったから、とか、彼の絵の独特な赤から名前がつけられた,とかいろいろな説があるようです。
看板。でもなんの看板なのかわからずじまい。

ゲッゲンハイムから運河を望む。あれ?私って透し彫り的なものが好きなのか?

ベニスの香水屋さん、「マーチャント・オブ・ベニス」。クラッシックな佇まいがグッときます。



やたら可愛いロココなシャンデリア。自分の家には欲しくないけど。

細い道って惹かれません?
その奥に何があるんだろうとドキドキするのは広い道より狭い道。
ベニス本土には狭い道がいっぱい。
ハイストリートでさえ狭い。広い道はナポレオンに侵攻した後、運河を埋めて広い道にしたんだとか。


顔付きもある。

狭い道の奥にゲッゲンハイム美術館の裏口が。

表より裏口の方が素敵な気がします。
木曜日からイギリスは12月2日まで再度ロックダウンです。
クリスマスの家族の団欒を餌にどれだけみんな頑張れるか?
9月に外国旅行ができたなんてまるで遠い夢の中の出来事のようです。
私たちが泊まったホテルはムラーノ島までの片道ボートのサービスがついていたので予約してムラーノに行くことにしました。
一週間のヴァポレット(公共の乗り合いボート)のパスがあるので、自力でも余分な費用はかかりませんが、只のサービスを使わない手はありません。
ホテルのほぼ前にある船着場からムラーノ島へゴー。ヴァポレットよりは綺麗なボートです。


船着場に着くとそこから強制的にガラス工場に入らされる羽目になりました。やっぱり「只」の落とし穴はありました。
それまでイタリアは密にならないように色々と工夫してきたのに、ここには他のホテルからの私たちと同じような客が集められたらしく、ギュウギュウ状態でマエストロの技を見せられる羽目に。

「密じゃん!」と軽く殺意。
その後は見学などせずにさっさと外へ出て「ガラス博物館」へ。
ひものようなガラスの棒を組み合わせて絵を作るて展示などを見ると、金太郎飴のようで面白かったです。




ムラーノ島はこんな感じ。

ベニスのリゾット、2人前からが基本で、今まで私と夫のタイミングが合わなかったのですが、この日のお昼はリゾットになりました。
