ロンドンで夏休み2

さて、夏休み第二弾は超ご近所。

家から歩いて行けるところにハイゲート・セメタリーがあります。ここはカール・マルクスのお墓もあるということで有名。20年以上住んでいて、通ったことはあっても入ったことはありませんでした。

ここは東と西に分かれているのですが、ツアーを予約し、集合時間のちょっと前にツアーでは行かない東部分をちょい見学。

西洋のお墓ってこんな感じのイメージでしたが….

そうじゃないのもいろいろ。

この人は本好きだったらしい。あるいはペンギン・ブックスの関係者?

お花でなくペンが備えられているのは「銀河ヒッチハイク・ガイド」の作者ダグラス・アダムスの墓。

アラン・シリトーもいた!

私の卒論、彼の『土曜の夜と日曜の朝』。

さて、ツアー開始時間が近づいたので西の集合場所へ。

ツアーのいいところはぼーっと歩いていると見逃してしまうようなことを教えてもらえること。

死後の世界は逆さまなんだそうです。

なので、御者の墓についている蹄鉄は逆さま。

軍人の墓についてる大砲も逆さま。

霊廟のドアのトーチも逆さま。

あと若くして人生半ばで行ってしまった人のお墓は完璧な形でなくわざとかけているように作ることもあるそう。

ロシアの元スパイでポロニウムで暗殺されたリトビネンコの墓。放射能が漏れないように棺は鉛でできているそうです。

墓地をどんどん登っていくと19世紀当時に流行ったエジプト風の装飾が。

ここは「ファンタスティック・ビースト」の撮影で使われたそう。

この辺はセント・ポール大聖堂と同じ高さだそうです。

ここの廟はお金持ちの証。このテラスでお茶を飲むのがステイタス、だったそうです。

80年代お墓に忍び込んでいたずらをする若者がいたそうで、廟の棺はところどころむき出し。

結局、東側のマルクスのお墓まで見る時間がなかったので、それはまた次回。

 

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