細い道って惹かれません?
その奥に何があるんだろうとドキドキするのは広い道より狭い道。
ベニス本土には狭い道がいっぱい。
ハイストリートでさえ狭い。広い道はナポレオンに侵攻した後、運河を埋めて広い道にしたんだとか。


顔付きもある。

狭い道の奥にゲッゲンハイム美術館の裏口が。

表より裏口の方が素敵な気がします。
細い道って惹かれません?
その奥に何があるんだろうとドキドキするのは広い道より狭い道。
ベニス本土には狭い道がいっぱい。
ハイストリートでさえ狭い。広い道はナポレオンに侵攻した後、運河を埋めて広い道にしたんだとか。


顔付きもある。

狭い道の奥にゲッゲンハイム美術館の裏口が。

表より裏口の方が素敵な気がします。
木曜日からイギリスは12月2日まで再度ロックダウンです。
クリスマスの家族の団欒を餌にどれだけみんな頑張れるか?
9月に外国旅行ができたなんてまるで遠い夢の中の出来事のようです。
私たちが泊まったホテルはムラーノ島までの片道ボートのサービスがついていたので予約してムラーノに行くことにしました。
一週間のヴァポレット(公共の乗り合いボート)のパスがあるので、自力でも余分な費用はかかりませんが、只のサービスを使わない手はありません。
ホテルのほぼ前にある船着場からムラーノ島へゴー。ヴァポレットよりは綺麗なボートです。


船着場に着くとそこから強制的にガラス工場に入らされる羽目になりました。やっぱり「只」の落とし穴はありました。
それまでイタリアは密にならないように色々と工夫してきたのに、ここには他のホテルからの私たちと同じような客が集められたらしく、ギュウギュウ状態でマエストロの技を見せられる羽目に。

「密じゃん!」と軽く殺意。
その後は見学などせずにさっさと外へ出て「ガラス博物館」へ。
ひものようなガラスの棒を組み合わせて絵を作るて展示などを見ると、金太郎飴のようで面白かったです。




ムラーノ島はこんな感じ。

ベニスのリゾット、2人前からが基本で、今まで私と夫のタイミングが合わなかったのですが、この日のお昼はリゾットになりました。

ベニスから一旦ロンドンへ戻ります。
いつも買い物をするオンラインの店、時々新しいものが加わります。
イギリスでは大変一般的なパースニップという根菜があるのですが、そのパースニップと似ているサルシファイというのを1本買ってみました。
ごぼう的な大きさを想像して頼んだのですが、………細い。

辞書で調べたら西洋ごぼうとありました。
皮をむいて切ったら、

量は手のひらサイズ。

すくなっ!
あまりの少なさに驚愕し、残っていた豆、イモを合わせ、塩をクミンシードを加えローストしてみました。

癖のない味で色々な料理に使えそう。
でも、買う量は考えたほうがいい。
「唄」はあまり意味ありません。なんとなくつけてみました。
ベニスといえばゴンドラ。
でもロマンチックな人間ではない私はゴンドラに乗りませんでした。
観光客が激減して暇そうなゴンドリエーレたちを見るとちくっと心が痛みます。
食べ物エリアでお金を落としていくから許してけろ〜。と心の中で手を合わせます。
写真だけ撮ったけど。
広い運河もあれば狭い運河もあり、


こんな風に駐船(あるのか?この言葉、それとも停泊?→正解は「係留」でした。親切な方に教えていただいた)しているところもあるので技術が必要ですね。

ゴンドラに乗って犬を抱いたモデルさんの撮影にも遭遇。
反射板を持った人は別の船に乗って大変そうでした。

たまたま座った運河沿いのカフェの近くのゴンドラ乗り場は結構お客さんが来ていたのでなんとなくホッとした私です。

おまけ。
ドージェのパレスの中庭ににあった屋根付きゴンドラ。そういえばこれの由来など知らないわ。説明とかなかった。

食べ物ばかりではなく文化的なところもちゃんと見てました!ということで、まず、ドージェのパレス。
大変美しい建物。

運河側から見ると右側の窓2つが少し下がっているのがわかると思います。
なんでかっていうと、この窓を下げることでこの角度でもっと光を取り込むことができたから、だそうです。
シンメトリーがメインの西洋の美意識から行くと大変珍しいですが、見た目より実を取ったということらしいです。
ツアーに入ったのでそういう説明もしてもらって大変興味深かったです。この建物の中に牢屋もあり、カサノバがそこから脱獄したとか。
パレス横のプラッツア・ドゥカーレ、二本の柱が立っています。

ひとつは、ベニスの守護聖人サン・マルコのシンボルである翼のあるライオン、もう一つは元守護聖人だったサン・セオドア(足元にワニ付き)。
元って?と思いますが、もともとの守護聖人はサン・セオドアという人で調べてみましたがあまり情報がない。ワニに表現されているドラゴンを退治した人、ということらしいのですが、それ以上のことは見つかりませんでした。
9世紀にベニスの商人がアレクサンドリアの僧院から買い取って持ち帰ったのがサン・マルコの遺骨。地元の モスリムの人たちの目をかすめるために上に豚肉を詰めて持ち帰ったそうです。彼らには豚肉というのは見るのも聞くのも嫌なものなので、無事に通過。
福音書を書いたサン・マルコは聖人の中ではトップクラスなので、ベニスに着いたのち、守護聖人の地位をゲット。
でもサン・セオドアも忘れずに飾ってあるということらしいです。
サン・マルコのバジリカには修復中で入れませんでした。残念。

タコと豆の組み合わせ。
タコがメニューにあるとつい取りたくなります。

イカスミのコロッケ。べニスはイカスミパスタが有名らしく食べてみたけど写真撮ってないや。


大変お得感のあったオステリア・サンタマリアのテイスティングメニュー。
順番はもうめちゃくちゃ。最後がチョコ味のデザートってのは合ってます。ここはクロスティー二も自家製だそうです。










ガラスのコップはもちろんムラーノのもの。ムラーノに行った時似たものを探したけれどなかった…。

トラットリア・グランヴィアーレにて。取ってびっくり生ハムメロン。

ちょっと高いなと思ったらなんと生ハムが乗ったメロン三切れ。多すぎ!
スパイダークラブのニョッキ。

お昼にバーで適当に食べたシーフードラザニア。けっこうおいしかった。

アンティッシュ・カランパーネで、ロブスター・スパゲッティとエビとイカのフライ。


まるでデ・キリコの絵に出てくるよう眠そうな昼下がりの街角のトラットリオ・ラゾロ・ラファエロで食べた自家製ピクルスとあさりの入ったブルガー小麦。
このレストランは大変めっけものでした。あら、料理はあるけどレストランの写真がないわ。


次回に続く。
スペイン一般的にはタパス、サン・セバスチャンではピンチョス、そしてベニスではお酒を飲みながらつまむのはチケッティだそうです。
ベニスでなぜかクッキング・クラスを取る私と夫。
一番人気はパスタのコースですが、パスタはボローニャでしょう!と私たちはベニスならではのものということで、チケッティにしました。
訪れたおたくは蔦の絡まる素敵な建物。泊まっているホテルと同じくリド島にあり、徒歩で行ける距離です。

B&Bもやっていらっしゃるそうです。
教えてくださるのはケイタリングもなさっているマリカさん。
旦那様はムラーノでガラスのお仕事をなさってるいるそうです。
材料はすでにセッティングされていて、基本的には切るだけ混ぜるだけ。


そして作業が細かい。
出来上がったものはプロセッコ、白ワインとともにいただきます。



面白かったんだけど作業の細かさが私には合わない〜。
パスタ・コースにすればよかったかも。
後ろに見えるシャンデリアは当然ムラーノ。
ベニスでは警察の車も救急車も消防車もみなボートです。
ベニス本土は車の乗り入れができないので、当たり前といえば当たり前ですが何か不思議な感じ。
たまたま通りかかった病院の船着場。

病院にはヘリポートもあります。
そういえば、日本でもイギリスでも大音量で曲をかけてしかも窓を開けて「俺の好きな音楽を聴け!」的な人っていますよね?
ベニスでは自家用ボートを持っている人もいて、ボートでそれをやっている人たちを結構見ました。
屋根のないタイプのボートだとかなりうるさい。
ベニス滞在中、フェニーチェ劇場でオペラを見ました。

演目はドニゼッティーの『ロベルト・デヴリュー』。エリザベス一世とその寵愛を受けたエセックス伯、ロベルト・デヴリューの話で、なんでイギリスからベニスに来てイギリスの女王の話のオペラを見るんだ?と思いましたが他に選択がありません。
フェニーチェは、1996年に起こった火事から再建された2003年に再開された劇場で、撮影で使ったヴィスコンティの映画などを資料にしたそうです。大変だったでしょうね。まさに名前の通り不死鳥。
内装はロココでかわゆい感じ。
私たちは一番安いチケットで天井桟敷の人々となりました。
コロナの影響で座席が二つ分開けられており、私たちは同世帯のカップルなんですが、と言っても一緒に座らせてはくれませんでした。
劇場内は空いていたので幕間に下のボックス席にこっそり入ってみましたが角度が今ひとつだったので天井桟敷に戻ることとに。
ふと横を見ると消防士らしい二人連れが制服姿でオペラを鑑賞しているのがなんだかイタリア!という感じでした。
オペラ、というと日本でもそうですがイギリスでも中流階級以上の嗜好である場合が多いと思いますが、イタリア人は階級関係なしに普通にオペラを愛好しているのか?
興味深いところです。
昔シェールとニコラス・ケイジが共演した映画『月の輝く夜に』で、普段は白髪も気にせずあまり身なりにも気を使わないシェールがオペラを見に行くときはバッチリと決めるというのがイタリアンな感じか?(二人ともイタリア系のニューヨーカーという設定)という記憶があるのですが。
観客は皆マスク着用だったのですが、舞台に出てくるコーラスの一団、だいたい皆舞台から去るときにすっとマスクをつけて出ていくのですが、コーラス中もマスクしている人を発見。安全面に関しては個人の裁量でマスク着用で歌うのもありなのか?