アパートはプラッツァ・リベルタの近く。そこに面するカフェに朝ごはんに行ったのですが、夫と二人でカプチーノ2杯、クロワッサン的なもの、ハムとチーズのサンドイッチを選んで6ユーロちょい。
これって、ロンドンの一人分じゃん。
っていうかロンドンが高いんですね。うちの近所のくせに(つまりセンターじゃないのに)カプチーノ、4ポンド越えするカフェがあるもん。
午前中はゆっくりして、Aquacostaという店でお昼。

ほうれん草のサラダとチーズと梨を前菜に、雉のラビオリとかぼちゃとリコッタチーズのラビオリを頼んだら、「カボチャは季節が終わってしまったので普通のリコッタ入りラビオリになります」と言われ、「かぼちゃの季節!!季節ものなんだ。季節もんじゃないと出さないんだ」と軽く衝撃を受けました。ロンドンだったら、おそらく一年中かぼちゃのラビオリが出てきそう。この店がそうなのか?フィレンツェがそうなのか?イタリアという国がそうなのか?




昼食の後、サンタ・クローチェのガイドツアーに参加。

ここには有名人のお墓がいろいろ。
ガリレオ・ガリレイ。彫像の下をよくみると天体図。地球は回ってるんです。

これはミケランジェロ・ヴオナノッティー。

これはダンテ・アリギエリーの墓、じゃなくて記念碑。ダンテはフィレンツェを追放されてラヴェンナに身を寄せ、ベネツィアに行く途中に亡くなりお墓はラヴェンナに。あとでフィレンツェがこっちに遺体をちょうだいと要求したけれどラヴェンナは応じなかったそう。追放したくせに!というのがラヴェンナの言い分だよね。きっと。

ドナテロの墓もあるよ。

これはロッシーニの墓。よく見ると細部にト音記号。


この十字架のキリストは従来真っ直ぐ描かれていたのをチマブーエがこうやって体重を片方に寄せて描くことでもっと人間的な解釈になっているそう。

このキリストを見た後はこうやって体重を片方に寄せて立つ「チマブーエごっこ」が私の中だけで流行る。
チマブーエごっこ⁉️
両手を上に上げて頭の後ろでクロスさせたら
モデルっぽいかも????
手足の長さが20センチほど必要です。