私は「澪つくし料理帖」シリーズを読んで以来、粕汁にはまっておりました。日本に帰国した際も酒粕を持ち帰り、また友人が日本から来るときは酒粕をお願いし、日本食料品店で酒粕を見れば買い、といった具合。
しかし、最近は日本食料品店では酒粕は見つからず、日本へ行くことも日本から誰か来ることも久しい昨今、空を見上げて「さけかす」と呟いておりました。
しかし、先日とあるお魚屋さんでお魚お任せセットをお願いする時に酒粕のことを聞くと、「あります」とおっしゃるではありませんか。
地獄に仏、お魚屋さんに酒粕。
ちょう、ちょう、ちょう、うれし〜〜〜〜〜〜。
無事にお魚とか酢漬けを受け取って、帰り道にカプチーノで祝杯をあげました。

あ、このお魚屋さん、お魚だけではなくトリュフなどもあり、店主の甘言(!とまでは言いすぎですね)に乗ってトリュフを買って使い切れなかった苦い思い出もあります。
危険な場所。