今年が皆様にとって素晴らしい年になりますように!

今年が皆様にとって素晴らしい年になりますように!
ジョルジュ・シムノンの「メグレ警視」のシリーズを読んでいて出てきたとある殺人。なんと「芒」という麦とか稲の穂の先の針状の部分をエクレアに混ぜて人に食べさせると小腸に穴が開いて死に至らしめるというもの。
こういう方が毒殺とかより怖く無いですか?
私、刃物で刺されるより傘に刺される方が怖いのです。
つまり本来の目的を超えた使い方のもの。
ナイフだって人を殺す限定で作られたものではないけれど、凶器になりうるので皆扱いに気をつけるし、うっかり持ち歩いて逮捕されることもあります。
しかし、そんな植物の先っちょが凶器になるんだって大変怖い。
しかもその存在を知らなかったし。
でも、それよりも怖かったのが私の記憶力です。
Kindleで読んでいて、その言葉自体全く知らなかったので辞書機能で引いたのですが、何度引いても忘れるのです!!
10回くらいは引いてます。なぜ覚えられない??これを書くために「稲や麦の穂先は何ていう?」とググって、「芒」を出す次第す。
今は、まずググると出てくる「乃木坂」でようやく音経由で覚えられた次第です。
ありがとう乃木坂。
夫と「Enfield haunting」というお芝居を見に行く。
1977年にエンフィールドというところで起こったポルターガイストの事件がもとになっています。
でも!!!!!!
なんか久々のがっかり作でした。
しかし、その前に食べたレストランは美味しかったのです。
コベントガーデンのインディアン・レストラン「Cinnamon Bazaar」。
ウェストミンスターに「Cinamon Club」という昔図書館だった建物を使った素敵なレストランがあるのですが、そこと同じグループとのこと。
「Cinnamon Club」は場所柄政治家がご飯食べてそうな雰囲気(こちらもインド料理ですが、あまりインド料理っぽく見えません)ですが、「Cinnamon Bazaar」はもっとカジュアルな感じ。
インド風ブリオッシュのなんとか。
好きなんだけど名前が思い出せないなんとか。南インド料理にの店に行くともっと丸々としたものがでてきます。そして食べると中に入っているソースがじゅっと出てくるのですがそれとは違う造形。
きのこの揚げたもの。
インド料理には珍しく豚の料理があったので豚のなんとか。ロースト・ポークベリーだったかなあ?
ごめんなさい。インド料理の名前難しすぎ。
食後はマサラティー。
まさに薬缶という感じのカラフルなティーポット。
お芝居のがっかり度よりもレストランの美味しかったどの方が大きかったので冬の楽しい外出となりました。
冬の英国は早く日が暮れ気持ちも暗くなりますが、クリスマスの電飾が楽しい季節でもあります。
コベントガーデンのツリー。
コベントガーデン内部。
レストラン「アイヴィー」は白熊がお出迎え。
私の朝は早くない。
しかし、来週の予定だった歯医者さんの予約が先方の都合で急遽本日の8時10分となった。
この日の日の出は7時56分。
これは日の出前。
私には別世界。
入ったことはないけどマットが気になる魚屋さんの色違いのものが並べられていた。やっぱりかわいい。
歯医者さんから出たら日も出ていた。せっかく早起きしたので帰りにひと泳ぎしてから家に帰った。
そしてこのあと雨のち曇り。
ニースで彬子様をお見かけして以来、プリンセス付いているのでしょうか?というわけではもちろんありません。
私が最近仕事をしたEvelina Day Treatment Centreはケイト妃がパトロエンヌです。
そして一昨日そのオフィシャルのオープニングがあり、ケイト妃が病院に訪れたというわけです。
スクショ貼ります。どさくさ紛れに私のイラストがこっそり映り込んでいます。
一応記事も。
日本は先日22度だったと聞いてびっくりするこちらロンドンもう完璧に冬です。2度から7度くらいのあいだをうろうろ。
日本から友人夫妻が来たのでご希望のアビーロードにお連れして、その後サウスバンクへと赴いたのですが、ウェストミンスターの駅を出たら外はもう暗かったです。
ライトアップが綺麗と喜んでくれましたが数時間で真っ暗。
アビーロードの横断歩道は信号のない歩行者優先の横断歩道でここに人が立ったら車は留まらなくてはいけないので、なんか申し訳ない〜とひくつになる私。
この日は、車が来ない時を選んで撮影するお行儀の良い旅行者が多かったです。
さて別の日にリージェントストリートへ行ったのですが、用事が終わってまだ2時前だったにも関わらず、もう昼間の明るい時間はおわりつつある感。
冬の外出は午前中に始めないともう帰りたくなってしまいます。
えらそうなジンジャービスケットがどんといるウィンドウ。
クリスマス・デコレーションの一環だと思うのだけれど赤いリボンがなんとはなく中途半端な感じのするオール・セイント・チャーチはバスの中から。赤いリボン、ないほうがいいんじゃね?
またまたコンサートに行きました。
今回はジャズ。日本からやってきたギタリスト井上銘さんの現地ミュージシャンとのアンサンブル。
場所はナイン・エルムズのエンバシー・ガーデンズで、ナイン・エルムズといえばトランプが大統領だった頃、アメリカ大使館があんなところに引っ越すのは嫌と言ったとか言わなかったとか、そんな怪しい記憶。
初めて行くところだったのでドキドキしながら出かけたのですが、駅はピカピカ、駅の横に一階建てのカウンシル・フラット(低所得者用住宅)が立ち並び、ちょっとサゾークっぽい感じ。でも巨大なビルがニョキニョキできています。
一体このビルができる前はどんな場所だったの〜?ってなところでした。
ベニューは、小さいながらも音響効果大変よい。
皆様私の写真の腕には期待はしていないとは思いますが、写真載せておきます。これが唯一の4人一緒に撮れている写真。
2セットともバッチリ楽しめました。
軽やかで透明感のあるコンサート、というのが私の拙い感想です。
なんだか久々特集みたいですが、先日、友人に誘われてフランス在住のアーティスト(音楽家、小説家、画家、そして映画作家、演出家などなど多方面にアーティスト、あ!お料理もあった。えい、料理もアートだ)のロンドン・ライブに行ってきました。
最初、イギリスのライブはスタンディングがメインだから年寄りには堪えるぜよと、ぺったんこの靴を履いて行ったのですが、かっちょいいホテルの地下の椅子とテーブルのあるベニューで、楽をさせていただきました。
私には初めての場所。名前はQT(と聞くと自動的にキューティー・ハニーの歌が頭の中を流れるそういうお年頃)
ピアノとトランペットと、ブラジリアン・パーカッションにヴァイオリン、それにヴォーカルとギターの辻さんという構成で、ヴァイオリンが無国籍さを加速していい感じ〜と勝手に私は思いましたが、大変良いライブでした!!!!!
ご自分のウェブサイトでとーちゃん飯を公開してらっしゃるからか、掛け声も「とーちゃん」とかかるのが微笑ましく愛を感じます。彼のお料理、美味しそうなんですよね。実は密かにとうちゃん飯をフォローしていた私。
演目も、ブルースからあっと驚くあの曲(これは日本でも演奏されるかもしれないので秘密。おかげで一つ賢くなりましたわ、私)まで多岐に渡り、めちゃ楽しい夜となりました。
またロンドンにいらしてください〜とみなさん思われたことでしょう。あ、JALさんによるパックで日本からいらっしゃるお客様もいらしたようです。すごいですね〜。
朝ごはんのあとガイドブックなどには一切載っていなかったのだが泊まっているアパート周辺のマップで見つけたミュゼ・デ・ボウアート・ド・ニースへ。
彫刻家ってすごいですね。石なのに透ける布を被っているように見えるではありませんか。
このアーティスト、全然好きではない。女性が嫌いみたいで物凄く悪魔的に描いていました。これは女性ではないのだけれどちょっと怖い絵。
でもこの人がデザインしたものが元になってニースのカーニバルの山車を作ったそう。再現力すごくないですか?
この後で見るとかなりホッとするデュフィの絵。結構点数ありました。
ウクライナのプリンセスの肖像画。ウエスト細っ!
なんでガイドブックに載ってないのだろう?ツーリスト・インフォメーションの美術館情報にも入っていなかった。なんか気の毒。
近所のレストランでお昼。ニース風ラビオリというのを食べたら、牛すじ入りでした!写真は無し。
こりもせずビーチにいったあと夜は、ニースで活躍する日本人シェフの店、KEISUKE MATSUSIMAへ。
りんご飴みたいなトマト。お煎餅的なもの、そして玉ねぎのタルト(優しい私は夫へあげた)。
冷たいカボチャのスープ。
ブラッタといちじく。
きのこのソースの中に卵。
すずきとポレンタ。
こちらは鯛。
季節のタルトはやはりいちじく。
チーズ。
翌日は空港に行くだけで飛行機に乗り遅れるなどのドラマはなかったので、これが二ースの締めとなりました。