ジョルジュ・シムノンの「メグレ警視」のシリーズを読んでいて出てきたとある殺人。なんと「芒」という麦とか稲の穂の先の針状の部分をエクレアに混ぜて人に食べさせると小腸に穴が開いて死に至らしめるというもの。
こういう方が毒殺とかより怖く無いですか?
私、刃物で刺されるより傘に刺される方が怖いのです。
つまり本来の目的を超えた使い方のもの。
ナイフだって人を殺す限定で作られたものではないけれど、凶器になりうるので皆扱いに気をつけるし、うっかり持ち歩いて逮捕されることもあります。
しかし、そんな植物の先っちょが凶器になるんだって大変怖い。
しかもその存在を知らなかったし。
でも、それよりも怖かったのが私の記憶力です。
Kindleで読んでいて、その言葉自体全く知らなかったので辞書機能で引いたのですが、何度引いても忘れるのです!!
10回くらいは引いてます。なぜ覚えられない??これを書くために「稲や麦の穂先は何ていう?」とググって、「芒」を出す次第す。
今は、まずググると出てくる「乃木坂」でようやく音経由で覚えられた次第です。
ありがとう乃木坂。