萩尾先生に続き竹宮先生もいらっしゃいます!大物が続々。

萩尾先生に続き竹宮先生もいらっしゃいます!大物が続々。
夫、息子と3人でエチオピア料理のMarathonへ。
他のエチオピア料理のレストレアンもいくつか行ったけど、やっぱりここが一番。前に住んでいた家の近くでもある。
3人で完食したが、日本人の女性グループだったら4〜5人でも大丈夫かも。皿は直径45センチくらい。下にも敷いてある酸っぱいクレープ状のパン、インジェラをちぎって具を包みながら食べる。
毎回ここに来るたびに、エチオピアなのになんでマラソン?マラソンはギリシアじゃん!と思っていたのですが今日やっと気がつきました。
アベベ繋がりか!
マラソンといえばアベベ!
来年の夏の東京オリンピックのマラソンは大丈夫か??
レスター(サッカーね)にNdidiという選手がいます。最初この名前を見たとき、「ん」で終わってもしりとりができる!と喜んでいたのですが、どうやら「ンディーディ」ではなく「ディーディ」と発音するよう。ちっ。
別の心惹かれる名前でオコチャという選手もいました。この選手が活躍するのをテレビで見るたびに、「あ、オコッチャ(いや〜ん)だ!」と一人で喜んでました。
両方ともナイジェリアの名前。
数日前は20度そこそこだったのに、今日はめちゃ暑かったです。
そんな夏日の本日はFOYLESという書店の上にあるスペースで行われたジャパン・ファンデーション主催の竹宮惠子先生のポール・グラヴェット氏との講演に行ってまいりました。
もちろん「風と木の詩」に関するお話もありましたが、少年愛から話が広がり、「薔薇族」まで行ったのにはびっくり。
お話の面白さもさることながら、先生、大変お若い!その秘訣は??てなこと伺いたかったけどもちろんそんなことはしませんでした。
ロンドン、セントパンクラスから電車で1時間ほどで行けるハンティンドンという所に行ってきました。
ここはオリバー・クロムウェルの生誕地。この方は議会の祖でもあります。
オリバー・クロムウェルはチャールズ1世を処刑した後、「王」ではなくロード・プロテクター(護国卿)という称号をもらいます。
オリバー・クロムウェルの博物館はとっても小さかったのでびっくり。
この街で私が買ったのはこれ。
全くオリバー・クロムウェルに関係ありません。
オックスファムで購入。ムーミンと提携してるみたいでムーミンのキャラ柄のオックスファム・ショッピングバッグもあり。
長く住んでいてもまだまだ観光の余地のあるロンドン。
噂には聞いていたけど行ったことのなかったスカイガーデンにやっと行ってきました。
ビルの上に行くとそこは庭園。ロンドンの景色が見渡せます。入園は無料なのですが、予約しないといけません。行きたい時間帯はすでにいっぱいだったので、裏技でそこのレストランを予約。朝ごはんを食べることにしました。
そのあとはミトラ神殿見学。
なんでも第二次世界大戦のときに爆撃されたところから何やらでてきたそうですがその時点では不明。でてきたものは倉庫で保管し幾星霜。
ブルームバーグという会社が社屋を建てる時にでてきた遺品でやっとミトラ神殿とわかったそうです。
ミトラ教は文字で残されていないのであまりはっきりとはわかっていないのですが、ローマの兵士などによって信奉された宗教で、ローマ帝国とともに広がっています。ローマの教会の下にもミトラ教の遺跡がありました。
ここも無料ですが予約が必要。
バンクの駅のすぐ横に入口があります。
そこを出たところに美しい教会があったので入ってみると、そこはクリストファー・レンの建てたセント・スティーブンという教会。これを練習台にして彼はセント・ポール大聖堂を建てたそうです。
中央にヘンリー・ムーアが作った説教台があります。
そこから足を伸ばしてテイト・モダンへ。オラフ・エリアソンのインスタレーション。
そしてテイト・モダン別館部分から見えるこのアパート。カーテンなどつけてはいけないそうです。いつも綺麗にしてないといけない!
さて、夏休み第二弾は超ご近所。
家から歩いて行けるところにハイゲート・セメタリーがあります。ここはカール・マルクスのお墓もあるということで有名。20年以上住んでいて、通ったことはあっても入ったことはありませんでした。
ここは東と西に分かれているのですが、ツアーを予約し、集合時間のちょっと前にツアーでは行かない東部分をちょい見学。
西洋のお墓ってこんな感じのイメージでしたが….
そうじゃないのもいろいろ。
この人は本好きだったらしい。あるいはペンギン・ブックスの関係者?
お花でなくペンが備えられているのは「銀河ヒッチハイク・ガイド」の作者ダグラス・アダムスの墓。
アラン・シリトーもいた!
私の卒論、彼の『土曜の夜と日曜の朝』。
さて、ツアー開始時間が近づいたので西の集合場所へ。
ツアーのいいところはぼーっと歩いていると見逃してしまうようなことを教えてもらえること。
死後の世界は逆さまなんだそうです。
なので、御者の墓についている蹄鉄は逆さま。
軍人の墓についてる大砲も逆さま。
霊廟のドアのトーチも逆さま。
あと若くして人生半ばで行ってしまった人のお墓は完璧な形でなくわざとかけているように作ることもあるそう。
ロシアの元スパイでポロニウムで暗殺されたリトビネンコの墓。放射能が漏れないように棺は鉛でできているそうです。
墓地をどんどん登っていくと19世紀当時に流行ったエジプト風の装飾が。
ここは「ファンタスティック・ビースト」の撮影で使われたそう。
この辺はセント・ポール大聖堂と同じ高さだそうです。
ここの廟はお金持ちの証。このテラスでお茶を飲むのがステイタス、だったそうです。
80年代お墓に忍び込んでいたずらをする若者がいたそうで、廟の棺はところどころむき出し。
結局、東側のマルクスのお墓まで見る時間がなかったので、それはまた次回。
息子の半年遅れのお誕生日ディナーをPeillaで。
大変好みのお店でした。
ししとう。
魚のフライ。
ムール貝のなんとか。
私は玉ねぎ嫌いと言ったらムール貝の代わりにこれをもらった。
何かに乗った何か。えへ。
多分アボカドと言っていた気がする。
袋に入ったパンが登場。
これが美味しいんだ! 海藻入りのパン。あまりの美味しさにおかわり。
トマトサラダ登場。黒いのはブラックオリーブ。
ナイフを入れるとこんな感じ。フェタチーズが入ってます。どうやって入れたんだ?
シースパゲティ。パスタ状のものは実は海藻。
羊のいろいろな部分。
デザート盛り合わせ。甘いものは今ひとつな私でもおいしゅうございました。
息子が甘いものいらないと言ったら出してくれたマッシュルームタルト。これがまたおいしかった。
近所にもまた面白い店あり。
この店はビアズリーのイラストばかり飾っている。
ここはスイスのチーズ屋さん。
ロンドンから1時間半ほど車で行くとそこは田園。
ナショナルトラストで管理している某邸宅を見学に行ったのですが、そこの果樹園で見つけたリンゴの木。
これは想定内。
こんな風に生垣にも使えそう。
これはすごい。結構自在に変化させられるのですね。
かわいそうなのがこれ、樹命120年ほどで、ぎりぎり。切ってしまうかどうか考慮中とのこと。実をつけているのが健気です。
そのまま壁紙になりそうな梨。
到着してから気がついたのですがここ、来たことあった!
軽くショック。
フィリップ・ウェブ建築、内装はウィリアム・モリスのアート・アンド・クラフトのショールームのような邸宅です。
細部やランプがいちいち素敵。
なるほどと思ったのは、カーペットを痛めないよう、カーペットと床の画像をピリントしたものを見学者が通るところに敷いてある。
線から向こうから本物のカーペット。
壁紙もモリス、椅子の生地もモリス。
壁にかかっているのはバーン・ジョーンズ。
ロセッティ。
ラファエロ前派がザクザク!と思ったが、結局社会主義を目指すアート・アンド・クラフト運動は特定のお金持ちの間で流行っていたということで、皆ロンドンから汽車でやってきて週末を過ごすために同じような場所に家を建て、行ったり来たりで皆知り合い、ということですね。
そして浮世絵も人気。
昔のお風呂はこのように桶にお湯を入れて。意外と風呂桶小さい。
この家の長女の部屋。
食堂にはここに客で来たであろう人々の名札が。
もちろん、モリス夫妻、ロセッティ夫妻、バーン・ジョーンズも入ってる。
ここにも浮世絵。壁にはカーテン。
スタッフに「なんで壁に壁紙でなくてカーテンなんすか?」と聞いたら「この方が居心地がいい感じでしょ?」とのころでした。
中世の楽器をりプロダクトしたものにロセッティが絵を描いた鍵盤楽器。
ホテルに戻ってご飯。
結構美味しかった。
面白かったのがこのビーフカルパッチョ。甘く煮た干し椎茸と合わせてあって意外と合う。
ゴート・チーズのスフレ。これもうまし。
シーバスとハドック(又の名をメルルーサ)
魚は両方とも美味しいのだければやはり前菜の方が好き。