さてケンブリッジからロンドンに帰る日当日、電車は午後なので午前中はやっと開いたフィッツウィリアム美術館の「ウィリアム・ブレイク展」へ。
彼と彼の生きた時代の人々を巡る展示だとのこと。
アメリカ独立、フランス革命、奴隷制廃止などなどの時代を生きていたブレイク。こう並べると激動の時代ですね。
書き込みが多くてちょっと怖いエッチング、お馴染みラオコーン。
ダンテの神曲。これは天国に登っているのでしょうか?と夫に聞いたら逆のようです。
超怖いエッチング。インパクトが強いのでポスターにも使われていました。
これも強いイメージですね。これは階段を上がったところの入り口部分に使われた絵。
コンパスを持つウリゼン。この人が元になった彫刻「ニュートン」が大英図書館の入り口にあります。あ!ニュートンもケンブリッジだ。お金がない学生だから小間使として働きながら勉強したそうです。
この人は同時代のランゲというアーティストで特にブレイクと交流があったというわけではないのだが、この絵の下の部分にある赤ん坊(天使?)の絵がちょー怖かったので。これは人形なのか??あまり生きているものの気がしない。
お昼を食べた後に電車でロンドンへ。電車の中で見た雲。私には鷹が翼を広げているように見えたのですが、どうでしょう?
よかった!私の気のせいじゃなかった。
見えます!
鷹に見えますよ!