木曽路から高山、白川郷、金沢の旅を終えた後、10日ほどしてまた別の旅。
と言っても一泊なのだが。
場所は阿夫利神社。
新宿から小田急線で伊勢原へ行きそこからバス。
新宿から電車というのも日常と旅の境目くらいの感覚。
しかし滞在先から3時間くらいかかってしまうのは夫にとっては遠すぎだったらしい。
いや、その滞在先は私の地元だが、そこはどこからも遠いのだよ。中心部に行くのに1時間以上かかるのだから仕方ないのだよ。
ロンドンと同じように考えないでくれ。
滞在先がエセックス(ロンドンから北西に行ったところ)でロンドン観光をするようなものかな?一応都内なのだけど。
ホームから階段を上がって出口の方に下がる階段の途中に観光案内があったので寄ってみたら、伊勢原から古墳のある方面にも行けるよう。あとは太田道灌の墓とか。
宿坊にまず荷物を置く。
女将の説明によると、昔は大山詣という口実でギャンブルをしにくる人がいたそう。江戸であれば手入れが入るところだが、ここまで離れているとお上の目を届かなということらしい。女将がお嫁に来たばかりの頃は、到着する早々丼とサイコロ持ってきてと言われてビビったそう。
荷物を置いてケーブルカーで上に上がり阿夫利神社へ。
ここのお土産で有名なのはこま。


紅葉を期待していたのだが11月中旬のその時点でまだまだちょっぴり。
私たちが帰る日からケーブルカーは紅葉目当てのお客さんのためにライトアップするそうだが、思ったような紅葉ダメだったろうな〜。

阿夫利神社の阿夫利は雨降りから来ているそう。祀られているのは此花咲夜姫のお父さん、大山祇大神が祀られている。

相模湾を臨む光景。

神社の横に素敵なカフェがありました。


鹿と目が合う。神社なので鹿がいるのは不思議ではないのだが。

この日私たちは宿のひと組きりのお客さんだったせいか、着いた時にお茶を出してもらった今的部屋、寝室として一部屋、そして食事の部屋と三部屋使わせていただきました。







