ローマの休日1(2022年)

ローマに行ったのは9月後半。かなり間があいてしまいました。間が開くと誰よりも本人が書く気がなくなってしまうのが不思議なところ。

読んでいただく皆様にはあまり関係ないのにね。

ということでやる気がまだ残っているうちにローマの休日を書き残しておきます。

前回ローマに行った時に主要の観光名所は見てしまったので、まだ見ていないところということで探したのが、ドムス・アウレア-ネロの黄金宮殿です。

場所はコロッセオから北東に位置するオッピオの丘。最寄駅は地下鉄のコロッセオ駅です。

ドムス・アウレリアスは予約してツアーに参加してということになります。

ローマには7つの丘があるそうですが、そのネロの黄金宮殿はその中の3つの丘にまたがった広さだったそうです。宮殿敷地内には人口の湖もあったそうですがその湖の跡がコロッセオ!!

入り口で集合し、ツアーの予約をしたことを証明して敷地内に入れてもらえます。

ルネッサンス時代に色々なアーティストがこの遺跡にに潜り込んで目にした壁画が彼らのインスピレーションになったそう。もちろん当時は遺跡として公開していたわけではなく、穴から無理やり洞窟部分(グロット)に潜り込んでいたそう。危険ですね〜。グロテスクという言葉はそのグロットから来ているそうです。

褪せているけど色が残っているのが感動です。紀元54〜68年に建てられたものですよ〜。

これはアキレウスと横にいるのが彼のお母さんの女神テティス。

唯一自然光の入るドームのあるところ。

当時の様子を再現した仮想現実を見るVRゴーグルをつけた見学者。私たちもつけているところを写真に撮られていたのかも。

いやいやすごい。何でこんな面白いところ知らなかったの?と思いガイドの人にいつ公開になったのか聞いてみたら公開しては閉じ、閉じては公開して、安定して公開するようになったのはこの10年くらいということでした。

だから前に行った時に引っ掛からなかったんだ〜と納得。

面白かったのはここを検索してて2019年のサライの記事に行き着いたのですが、当時は見学者はヘルメット着用していたらしい。

私たちはヘルメット無しでした。

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ローマの休日2(2022年)

ネロの黄金宮殿で大興奮した後に私たちが向かったのはローマ国立博物館。ここもノーチェックなところでした。おすすめが二階ということで二階に直行。

あるわあるわ、ネロの黄金宮殿よりもっと鮮明な壁画の数々、モザイクなどなど。

目つきの悪いイルカ。他の魚は結構リアルなのに。

他の魚。

ここにもグロテスク模様。

あ!友達のおうちの床のタイルと同じ柄だ!と驚いたモザイク。モダンですね。

くっきりはっきりしているのはこのモザイクは大理石を砕いたものだから。

丸々一部屋分残っていた壁画。これが四方にあると思ってください。そして絵が細かい。

別の階の彫刻の部屋にもいったのですがこれがすごい。ボクサーのブロンズ像。

潰れた耳もリアルですが乳首に毛が!!

ミネルヴァ色付き。

もうかなりへとへと。

残念なことにこの博物館にはカフェがない。

なのでちょっと休んで見学再開ができないのが残念無念。もっと体力ああればと思ったお勧め博物館でした。混んでないし。

ここはテルミニ駅から近いのですがテルミニ駅を作る時遺跡がザクザク出てきたそうです。

私たちは行かなかったけれどテルミニ駅の地下一階のマクドナルドにも遺跡があるそう。悔し〜!気が付かなかった。

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ローマの休日3(2022年)

ローマの下町トラステヴェレは最近アップマーケットになってきたらしい。おしゃれなカフェやレストランがいろいろ。

ロンドンのイーストみたいな感じか??

サンタ・マリア・トラステヴェレはモザイクが美しい教会。あとから作られたテラス部分、邪魔なんですけど。(バチが当たる?)

ちょうどミサが始まり中に入れなかったので外から。

トラステヴェレに来たのは友達のお宅を訪ねるため。大昔に日本で会ったブラジル人の友達がこの辺に住んでいる。夕食はブラジルの代表的な料理フェジョアダだ。

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ローマの休日4(2022年)

今回の旅行のテーマはもちろん遺跡、そしてミケランジェロ。

まず、バジリカ・ディ・サン・ピエトロ・イン・ヴィンコーリ。あの有名なミケランジェロのモーゼ像があります。

俺こっちの方が若く見えない?っと勝手に想像。

サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会のキリスト像。前を覆うものはもちろん後でつけたもの。わざとらしいですね。

サン・ピエトロ大聖堂のピエタ。

ローマに行く前にローマが関係する映画をいくつかみたのですが、その中のキャロル・リードの「華麗なる激情」(すごいタイトルですね。きっと当時は華麗なる何とかが流行っていたのかな?

システィーナ礼拝堂の天井の絵を頼まれたミケランジェロ(チャールトン・ヘストン)が「俺は彫刻家なのに何で絵を描かせるんだ〜!」とプンスカ怒っているのですが、確かに彼は絵も描いて彫刻もして設計までしています。多方面に才能があってすごい〜。

私は子供の頃、工作はダメダメでした。工作上手な子が羨ましかったです。

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ローマの休日5(2022年)

ジューイッシュ・ゲットーへ。

細い道にはプレートが埋め込まれています。

ここに住んでいて強制収容所へ送られ、そして帰ってこれなかった人たち。

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ローマの休日6(2022年)

私たちはバチカン美術館には以前2回行ったことがあるのですがバチカン市国の中のサン・ピエトロ大聖堂は入ったことがありませんでした。

最初はバギーに乗った息子連れで長蛇の列に並ぶのが面倒だったこと、2度目はガイドツアーに参加してツアーが終わると並ばなくてもサン・ピエトロ大聖堂に入ることができる特典付きだったにも関わらず、疲れてもういいと諦めてしまったこと、で未踏の地だったのです。

今回はその特典付きのガードツアーで美術館を見た後にやはり疲れてお昼を食べ、もう一度戻ってきたらサン大聖堂に入る列が長くなかったので「よし!」と入ることを決意した次第です。

りっぱ!でも意外とつまんないというのが私の感想。(すみません)

他の教会の方が面白かったです。

サン・イグナチオ・デ・ヨロラ教会の天井の絵もすばらしいですが、

このクーポラ部分も本当のクーポラではなくだまし絵。

チエサ・デル・ジェス(ジェス教会)のアーチやドームの下の部分にに跨るように描かれた絵の工夫がすごい。3Dに見えます。

サン・ルイジ・ディ・フランチェージ教会はカラヴァッジオの絵が3枚もある。

教会は無料!ブラボー。

ただし、時間によっては開いていない時もあります。サンタ・マリア・デル・ポポロ教会にもカラヴァッジオがあるのですが、ちょうど閉まってました。く〜。

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ローマの休日7(2022年)

どーんと行きます。ローマ飯の数々。

まずはブルスケッタ。

上に乗っているのは生ハム、ラード、タブナード。

ローマはポルチーニの季節でした。

なので生のポルチーニを使ったポルチーニのパスタ。

ラビオリ。中身はなんだっけ〜?

ローマ名物、カチョ・エ・ペペ。(パルメザンとペコリーノと胡椒のパスタ

実は食前酒をちょっといっぱい飲んだら変なふうに酔っ払ってしまって完食でkきなかったチキン・カチャトーラ。おいしかったのにく〜や〜し〜。

ホルモン好きな私は内臓系があれば食べる。腸とアーティーチョークだったっけな?あっさりしおいしい。

チコリとイワシの何か。

魚だった気がする。すぐ忘れちゃう〜。メモしないとダメですね。

旅行に行くといつもよりもいっぱい食べてしまうので、食事時間にお腹がきちんと空いていなかったりします。お腹が空いていないのに食べるのは大変頭にくる私。朝食を加減するとか、ランチの時前菜なしで一品にするとか工夫が必要なのですがやはりなんとなく食べてしまいます。そんな時大正解だったのがある日のベジタリアン・ランチ。軽い!!

ちゃんとお腹が空いて夕食は食べたかったトリッパ・アラ・ロマーナを!

トリッパ、好きなんです。

順番はめちゃめちゃだけど前菜のアランチーニもおいしかった。

夫はサルティンボッカ。味見させてこれもおいしかったです。

このほかにもテルミニ駅のフードコートでローマ風アーティーチョークとか、カルボナーラとかも食べたのですが写真なし。

このフードコート、ささっと食べたい時に便利でした。

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ローマの休日8(2022年)

ここはこじゃれた店が並ぶ細い道。何この洞窟?と思ったらインテリアの店らしかったです。そっけない〜。おしゃれすぎて入れません。

そして、ここはまさに「ローマの休日」のロケで使ったところらしい。グレゴリー・ペックが下宿していたところか??ここに来ればあなたも気分はオードリー・ヘップバーン(かグレゴリー・ペッグ)。

同じ通りには何とフェリーニが住んでいた建物も。

前出てきたベジタリアンのレストランも同じ通りです。

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ローマの休日9(2022年)

ローマで何が感動するかと言うと、雨宿りで入った教会の入り口とは別の出口から出たらそこは遺跡だったこと。

アーチの奥のドアが私が出てきた教会のドア。

そしてその遺跡がけっこう広範囲にわたっていたこと。

遺跡の敷地内にある近くのこの教会の両脇には神殿があったそう。写真は横からだけど、下の説明は正面からの図。

教会内に模型もありました。

さらに回り込むと昔の劇場、マルチェロ・シアターがあり、

昔は一階部分に店舗が入ったそう。

店があった時代。

そして今でも上のにアパートがあるのです。すごいですね。ローマの建物は長持ち

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ローマの休日10(2022年)

こぼれたところをちらほらと。

この広さにはやはり感動のサン・ピエトロ広場。

サンタゴスティーノ教会の骸骨天使。

内部の写真は撮れなかったものの見せ方に工夫があった 感心したヴァレンティー二宮殿のローマ時代の住居。(この正面ドアからは入れません。ここは遺跡を見学した後の出口となります。)

この建物の中庭から

右奥のドアから地下のローマ時代の住居に行けるのです。タイムマシーンに乗ったよう。この建物がすごく新しく見えます。とはいいつつ16世紀のもの。この裏にトライヤヌス帝の記念があります。

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