ハムステッド・ヒース の散歩も飽きてきたので、実益も兼ねてカムデン・タウンまで紹興酒の買い出しに行きました。
さすが、カムデン・タウン、ロックダウンでいつもよりも人が少ないとはいえ、人出はあります。

目指したオリエンタルな食材を扱うタイ系のお店には紹興酒はありませんでしたが、韓国系の店にありました。
よかった〜。
家に向かって歩いていた時、笑い声が。
そちらを見ると、車に乗った若者が、お金を拾おうとしている人を笑っているのでありました。
ゴミなどを拾うハンドル付きの道具、あるじゃないですか?
あれで、1ペンス硬貨を拾おうとしているのですがなかなか難しそうでした。
もともとそういう道具を使って拾っている人なのか、それともこのCovid-19 のウィルスを避けようとしてそういう道具を使っているのかはわかりませんが、それより何より私の癇に障ったのはその笑い声。
面白くて笑うというより嘲りの笑いです。
車には他にも3人の同乗者がいましたが、笑っていた人はその若者一人。
他の人は気にしなかったのか、そのことに気がつかなかったのかはわかりません。
とにかく、いや〜な感じを残して車は去って行きました。
かなり昔の大変寒く道が凍った時、横断歩道を渡っている時にツルッと滑ったことがありました。
そのとき、やはり大きなわざとらいい笑い声を立てて通り過ぎた車があったのですが、そういう時笑うっていうのはどういう人なんだろうというのが恥ずかしさよりも先に思ったことでした。
それを思い出しました。
小銭、拾ったっていいじゃないか!小銭を笑うものは小銭に泣くのよ。とカムデン・ハイストリートを歩くある日の午後でした。