ポレスデン・レイシー1

この日訪れたのは「ポレスデン・レイシー」。

ゲイトは今ひとつなデザイン。

20世紀初期の有名な社交界の名士、マーガレット・グレヴィルのお家。彼女のお父さんがビールの醸造で財を成した人でものすごいお金持ち。そしてこの人、王室とも仲良しで王室のメンバーも遊びに来ていたそうです。

エドワード7世が植えて嵐で倒れたあとにチャールズ皇太子が植え直した木。(なんの木だかはわかりません)

私の通った幼稚園にも昭和天皇のお手植えの松があったっけ。

彼女は子供がいなかったので遺言で宝石類は友人へ。王室にも彼女からの宝石が遺されたそうです。逆だったらわかるけど、王室に宝石あげるってすごくないですか?

カミラ夫人がつけた「グレヴィル・ティアラ」はそのひとつですと。

ウィリアム征服王が1066年に英国にやってきた時、英国内の屋敷の登録をしたドゥームズデイ・ブックというのがあるのですが、このお屋敷はその台帳に乗っていると言うことで大変古い。

しかし、それぞれの持ち主の時に改築したりぶっ壊したりして今ある姿はオリジナルではありませんが。

窓だったところを塞いで壁ににしているのはキッチンだそうです。

何しろ社交界の名士なのでお客さんも有名な人がザクザク。キッチンから覗かれないようにと言う配慮だそう。この心遣いが彼女を社交界の名士にした所以でしょうか?

だったらキッチンで働く人には暗くなかったのか?と聞いたら、天窓で十分に明かりが取れていたということでした。キッチンは公開されていなかったのですが、もうオーブンなども取り払われていて何もないということでした。

当時、モーズリーなどのファシストもここを訪れていたらしく、彼女が亡くなった後、遺言によって彼女の忠実な執事が関係書類をすべて廃棄したそう。世の中でに出てしまうと結構スキャンダラスなものもあったはず。

さすが英国人(そして上流階級)な犬のお墓。

このシーザーという犬はもともとジョージ5世(エリザベス女王のお祖父さん)で、彼のお葬式にも参加した犬ですが、ジョージ5世の死後このマーガレットが譲り受けたのでここにお墓があると言うわけです。

この家も彼女の死後エドワード8世に譲るところでしたが、「王冠をかけた恋」でエドワード8世は退位して国外へ行ってしまったのでうやむやに、で、ナショナルトラストに寄贈することになったそう。

その辺の話は「クラウン」の世界とかぶりますね。

この時は残念ながら曇っていたのですが素晴らしい景観。

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