ベニス旅行に行ったのは一ヶ月ほど前。
そしてなんとイタリアも自主隔離が必要な域に入ってしまいました。
刻々と状況は変わっていくと思っていたら今度はロンドンが2段(なんで段なんだろう?)ということで、レストラン、パブは10時までは開けていてもいいが別世帯の人の家に行き来するのは禁止。屋外で会うのは大丈夫、リバプールを含む北部はレストラン、パブ閉店という状況になりました。ただし、その地方の市長たちは政府の決定に抗議をしているそうです。
一体どうなっていくのだ?
思えば旅行をしていた時はこの状況になる前だったので、好転していくかもという希望があった私です。
さて、ベニス旅行に行く前にもイギリス国内二箇所ほど週末旅行に行ったのですが、一つのホテルはビュッフェはなく、調理した朝食をテーブルに持ってきてくれるというサービス、もう一つは、部屋に朝食を持ってきてくれるというサービスでした。
部屋に持ってきてくれるのってどんなだろう?と思ったら紙袋にリンゴとプラスティックバッグに入ったペイストリー、ヨーグルトを入れて届けてくれるというサービス。
何も言わないとコーヒーも部屋に置いてるインスタントを入れてねとなりそうだったので、カプチーノをリクエストして持ってきてもらいました(テイクアウェイの紙コップ)が、ちょっと寂しかったです。
色々と苦しい状況で朝の時間だけシェフを使わないようにしているのかな?とも思ったのですが、お客にしてみれば、朝食は非日常から抜け出すホテル滞在の楽しみのひとつなので、非常食のような朝食は無しだなと思いました。
で、ベニスのホテルはどうだったかというと、コンチネンタルなのビュッフェでしたが、自分で取るのではなくマスク着用しつつ並んでスタッフにとってもらうというシステムでした。
時間はちょっとかかるけど、やはり色々種類があって選べるのは楽しかったです。
泊まり客を見ると、イタリア国内と、ドイツからの観光客がほとんどでした。
結構、ベニスはドイツから近いんですよね。
ホテルで自転車も借りることができたので、細長いリド島をぐるっと回ってみました。
自転車に乗るのは久々だったせいかお尻が痛かった。
夫は痛くなかったそうですが、私のお尻が夫のお尻より肉が薄いはずがないので不思議。
塩野七生さんの『海の都の物語』を読むと、最初にベニスの首都はリド島のマラモッコだったそうですが、今はのんびりした場所でした。
そのマルモッコのトラットリア•アル・ポンテ・ディ・ボーゴでお昼を食べたのですが、普段昼間から酒類を飲まない私と夫がドキドキしながらカラフのワインを頼む側で、地元の人らしき男性二人連れはちゃんと1本ワインを注文してました。勝負にならない….。勝負してないけど。
シーフードプラッターは半分こ。
夫にツナのタルタルを譲り、私は牡蠣をゲット。平和に分けました。


メインは夫が魚のグリル盛り合わせ。テーブルに持ってくる前に骨を取ってくれた。

私のメインはマラモッコ・パスタ。ムール貝とあさりのトマトソースなり。

開いてるときに行きたかったホテル・デ・バン。
