入場料のいらない美術館、というベニスの高級ホテル、ダニエリ。14世紀末に建てられた貴族の館を改修したホテルだそう。
建物自体が美しい。
立派すぎて私には敷居が高い〜。
どうしてもこそこそと写真を撮ることに。(こそこそしなくでもいいんだけど)


工事中で入れなかったサン・マルコのバジリカの壁はまるで大理石の見本帳のように様々な色、模様の大理石。

ベニスで古い教会のひとつ、ムラーノ島にあるサンタ・マリーア・エ・ドナート。
黄金の中にすっきりと立つ聖母マリア。

ここには12世紀の床のモザイクも。

もともと貴族の館だったのを美術館に改修したクエリーニ・スタンパーリア美術館で見た聖女の足元の謎の赤い顔。これはなんだ?

大きくしてみます。怖いでしょ?

そのあとに風俗画を見るとなんかほっとします。

普通の人間は不気味じゃない。

1630年のペスト終息の際に感謝を込めて立てられたというサンタ・マリーア・デラ・サルーテ。

是非また行きたいベニス。
早くCovid19が落ち着くことを祈って、サルーテ。
ベニスに行くにあたり、塩野七生「海の都の物語」上下( 新潮社)、宮下規久郎「ヴェネツイア美の都の一千年」(岩波新書)を読み、大変参考になりました。