謎の観劇

観劇前にDin Tang Fungで食事。

ここビールも作ってる?

日本でも流行っているという干し豆腐の和物。干し豆腐おいしいですよね。中国の素材を扱っている店に行って買おうとしたらDried Bean curd で通じなかったので次は漢字で見せるつもりです。豆腐干!

豚とエビの揚げワンタン。

豆苗。メニューにはDou Miauと書かれていました。Dなんだ。

ここの1番の売り、小籠包。

そしてまた劇場に向かったのですが、なぜか見るつもりのものとは違うお芝居がかかっていました…。

最初は私たちが買ったチケットのお芝居をしていたのですが、なんらかの理由でそれが中止になり別のお芝居になった、ということらしい。

そんなの、有り?

一幕だけ見て帰りました。シカゴ訛りがきつくて私には全く聞き取り不可能でした。

ということで本日のメインイベントは小籠包、

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Spaceships

ゴッジ・ストリート周辺の家具屋さん地区。

家具、ベッド、ソファー、照明器具、そしてさりげなく宇宙船と書いてあるウィンドウ。

そういえばこのお店、宇宙船を展示してあった気がする。昔の雑記に写真があったはず。探してみなくちゃ。

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シティでゴージャス・ディナーの巻

友達が誘ってくれて出かけたのはシティの「コルド」。料理学校のコルドン・ブルーが経営するレストランです。

シティって何さ?という方のために説明をしておきますが、シティは金融の中心地。政治の中心地ウェストミンスターと並んでロンドンでも最も古い部分です。ロンドン大火災の時にガーっと焼けたところでもあります。

「コルド」はウェディングケーキの元になったと言われるクリストファー・レン設計のセント・ブライド・チャーチの直ぐ横にあります。

大変美しい教会で、コンサートなども行われております。

中はこんな感じ。やはりブルーが貴重ですね。

キッチンがガラス張りになっていてその前の席に陣取りました。

アミュゼ2種。

紫蘇の天ぷらにこのてんてんはミントのソースだそう。いい具合に揚がってました。紫蘇も英国で定着しつつあるのか?

揚げ物のせいか紫蘇を先に食べるように言われましたが、同時に出てきたのはトマトとモッツアレーラ。下にゼリーが引かれています。モッツアレーラといっても切ってそのままど〜んではなくあわあわ状態。分子ガストロノミー、というやつですね。この小さいトマトが甘い!トマトって果物だったのねということを思い出させます。

パンも忘れてはいけない。私が取ったパンはほぼクロワッサン的なバターロールとフェネル・バゲット。

前菜は友達が帆立のセビーチェ。添えられているのはチャイブのムース。

私の前菜はロブスターとカニのラビオロ。ラビオロ?ラビオリじゃないの?と聞いたらラビオリは複数。ラビオロは単数。ということで大きい一つ。

お店のおすすめで野菜っぽい何かを取ったのですが、これ、キャラメライズしたビートルートと生の豆苗とアスパラガス、その下に炒めた玉ねぎが敷いてあってソイとアーモンドのポロポロのものが乗っかっている一皿だったので私的にはパス。玉ねぎはよく炒めてあって友達は気が付かなかったけど、私にはわかる玉ねぎ。

メインは友達が土佐酢でマリネして照り焼きソースで焼いたモンクフィッシュ。

tosazu、とおっしゃたのよ。土佐酢ですか!!!!手前のものはアボカドの乗ったクネルのサンドみたいなもの。

私のメインはラム。これが柔らかくて甘くて美味しいラムでした。上についていてゴマみたいに見えるのはナッツを砕いたもの。なんのナッツだっけ?ラムとグリーンピースは仲良し、ってことで一緒に添えられた生のグリーンピースと豆苗もナイス。控えめな後ろのポテサラもいい感じでした。

さて!デザートは私が「ストロベリー」友達が「ブラックフォレスト」。左上がそれね。

思わず、このイチゴ・セクション、全部私のですか?と聞いてしまったものは、左からシンプルにイチゴとイチゴアイス、イチゴとクリームとクランブルが層になっているもの、そしてイチゴの果汁を凍らせたものにシャンパンを注いだもの。

デザート・ワインは別。

ひゃああああ。

私、基本的にデザートはそれほど興味がないのですが、これは楽しかった。

流石にコルドン・ブルーのお店だけあってフランス感満載のゴージャスディナーでした。

聞くとなんでも答えてくれます。店によっては「…シェフに聞いてきます」と言われたりするけれど、このお店は大変優等生。

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Fallen Angels

天気がいいので外に行く決心をする。

決心をしないとなかなか出かけないで不精な私であります。身内が作曲をしたダンスのパフォーマンスがロイヤル・オペラハウスで開催されるというのでコヴェント・ガーデンへ。

まずはカプチーノとアーモンド・バン。

それからロイヤル・オペラ・ハウスへ行く。場所は一階のホールで普段はバーのところです。鳥籠のような温室のような美しい建築。

無料の公演なのですが、思ったよりお客さんはいっぱいで、耳を澄ませていたら観光客でロイヤル・オペラ・ハウスの見学に来た人の流れもあるようでした。

ドラッグ中毒やメンタル・ヘルスの問題から立ち直った人たちのダンス・カンパニー「フォーリン・エンジェル」によるパフォーマンスはグッとくるものがありました。

鏡の効果で空中に浮いているように見える席。

他の用事も済ませてトッテナム・コートロード近辺を通ったら、いつの間にかバンクシーのお店ができていました。

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本とお見合い

本屋さんの店先にて。

タイトルなどは見せずに条件で選ばせる。このやり方で売り上げがどうだったか知りたいところです。

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サンプル

全く同じ作りのセミ・デタッチの家。色を変えるとこんなに雰囲気が変わるというサンプル。

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がっかり小冒険

ホーニマン博物館。

長年ここに来ようと思っていたのですよ。

どのぐらい長いかっていうと1996年から。

日本から持ってきた雑誌に載っていたホーニマン・ミュージアムはアールヌーボーの建物に分類されます。ハリソン・タウンゼントによる世紀末の傑作(とその雑誌にはありました)。

ロンドンにあるからいつでも行けると思っていたらあっという間に28年経ってしまいました。

これは早く行かないと死ぬ時に「ああ、まだ見てなかった〜」と後悔するなと思い、やっと行ってきたという訳です。

ロンドンといっても南ロンドンで、地下鉄でなく地上の電車を乗り継いで我が家から1時間以上かかるので、天気のいい日を選んでみました。

展示にはあまり興味がないのと、学校の遠足か何かで大量の子供達でわやわやしていたので、さっさと見学を終え肝心の建物をじっくり見ようとしたのですが、その部分はスタッフだけしか出入りできないことが判明。

大ショック!!!!!!!

28年(勝手に)待ったのに!

1時間以上かけてきたのに!!

肝心の美しい建築部分はメインの道路側にあって柵に隔てられているのです。

柵に手を突っ込み頑張って写真を撮る私はおそらく怪しい変な人。

とりあえず撮れる写真を撮ってまた1時間以上かけて帰路に着く私でありました。

頑張って撮った写真たち。

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お誕生日ディナー

息子が私の誕生日にレストランの食事をセッティングしてくれました。

場所はSohoのMountain。

「Mountainと聞くと頭の中でフェリックス・パッパラルディの声が頭の中でぐるぐると響くのですが、これを分かち合う人が近くにいないのがちょい寂しい。

木をベースにしたインテリアのカジュアルな作りのお店です。

まず、パン。激うま。

フリット。なんのだっけ??アーティチョークだったかな??

ビートルートのサラダ。

グリルしたアスパラガス。卵の黄身と共に。

トリッパ。

スパイダークラブのオムレツ。プロの作るオムレツは美し〜!

卵の黄身とトリッパのトマトソースのためにフラットブレッド、追加。

謎のソブレサーダ。ソーセジ的なもので焼くか生かと聞かれたので生を。

そして、マトン。普段マトンってあまり食べないのですが、これはめちゃうま。

結構お腹パンパンだったのでデザートは無し。

この店は3〜4人でオーダーーしてシェアすると楽しい。夫もいて3人だったので程よく色々食べられました。

息子にどうやってこの店を探したのかを聞いたらレストランで働いている友達が教えてくれたうちの一つだそう。

食べ物好きな息子で幸せ。

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スズメのお宿

数年前、「ロンドンでは最近雀を見ないのですが」と雑記に書いたことがあります。

そう思ったのは私だけではなかったらしく、新聞にも雀を目にしない理由を知っている人がいたら教えてくださいという記事が載ったくらいです。

コマドリや他の小鳥はいるのですが、なぜか雀がいない日々が続いていたのですが、なんと最近、うちの近くで雀が見られるようになったのです!!

我が家はメインの道に面しているのですが、側道に入ると雀がばっと飛び立つこともしばしば。

側道の方が静かだから雀が住みやすいのか?と思っていたある日のことです。

ロンドンのうちの区では食べ物ゴミは週に一度ゴミ収集車が持っていってくれるので、食べ物ゴミのゴミ箱を前庭に置いているのですが、そこにゴミを捨てにいったらなんだかちっちゃいものがちゅんちゅんしているではありませんか!!

慌てて家に入り携帯を持ってきてもまだいます。

ぴょんぴょん跳ねていますが、どうやらまだ飛ぶことができない巣から落ちてしまったの子供の雀のよう。

ググると、おそらく近くに親鳥がいるはずだから手は出さずにしばらく見守る。親が来ないようだったら、カップなどの容器にティッシュを敷き、子雀を入れて安全なところに置く。ですって。

うちの近くは猫だけでなく狐もいるのでドキドキしながらこっそり様子を見守っていると子雀は前庭の生垣の藪の麓にいます。目を凝らして見てみると親雀が藪の中にいて、階段のようにぴょんぴょんと枝伝いに上に上がっていくのを教えているらしかったです。

そのうち子雀も枝伝いに上に上がっていくので巣に戻っていくのだなと安心。

ということは我が家の前庭でいつも何かちゅんちゅん聞こえていたのは雀の巣であったことが判明。

私は野鳥の観察のような素敵な趣味はないので鳴き声ではなんの鳥かはわからなかったのでした。

ということで気がついたら我が家の前庭は雀のお宿だったというわけです。結局見ていただけで何もしなかったけど子雀を助けた気分。

お礼に大きい葛籠ちょうだい!

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ルネッサンスづいて

無事にフィレンツェからロンドンに戻ったら、フィレンツェの友人からナショナル・ギャラリーでシエナ展をするというお知らせもらい、この熱気が冷めないうちにと出掛けて行きました。

カラヴァッジオも開催されていて皆さん列を作っておりました。

しかし、シエナ展、見つかりません。

その辺にいたスタッフに聞いても首を傾げるばかり。

もう一度友人が送ってくれた情報を見てみたら、5月は5月でも2025年の5月からなのでありました。

…でも、まあ、ナショナル・ギャラリーにもルネッサンスの絵画はあるのでそれを見ることにしました。

元々、シエナ展を見たい後にルネッサンス・セクションも見ようとは思っていたので、いいもんね!と見始めたのですが、思ったより多い。

ついでに見るのは無理な分量。

いやあ今更ですが、ナショナル・ギャラリーのコレクション、素晴らしいですね。無料だし。

これは私が好きな(いつから?)チマブーエ。13世紀のもの。

こちらは15世紀初頭のロレンツォ・モナコのもの。

青とピンクの発色が鮮やかな絵がこの時代から多くなったのは絵の具が発達したから?それとも昔の絵は彩度が落ちた?どちらにせよ、15世紀の絵は華やか〜な感じになります。

幼いキリストの顔がツボにハマったマザッチオ。

拡大図。

左側の群衆はボッティチェリ、メインはフィリピーノ・リピという合作。

こっちはフィリピーノ・リピのお父さん、フィリッポ・リピ。

ピサネロの聖アンソニーと聖ジョージ。なんか聖ジョージがめちゃくちゃおしゃれなんですけど。帽子の鍔広いし、鎧身も白いし。白は私にとってはおしゃれ強者の色なんですよね。トマトソースのパスタをうっかり食べられないじゃないですか。私はなかなか着られない。

これはダッチなマリア様ですね。バックが黒い!(多分)アントネッロ・メッシーナ。

これは…15世紀なのにデッサンがヘンテコなビザンチンっぽい聖セバスチアン?

服着ていないセバスチアンに対し、ゴージャスな衣を纏っているのは聖ファビアン。

普段は青い服が多いけど、これも白を着たおしゃれ強者の聖母マリア。

拡大すると服の素材の豪華さが際立ちます。

さて、私がナショナルギャラリーで見たかった絵はジェンティーレ・ベッリーニのメフメト2世の肖像画。

しかし、貸出中で見られず。

その弟のジョヴァンニ・ベッリーニのベネチアの元首レオナルド・ロレダンの肖像。

なんかこの絵、大変好きなんですよね。あれ?私昔こういう形の帽子を持っていた気がする…

こんな感じのチョコレート色の帽子。一体私はこれをどこに被って行ったの〜????

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