
天気いいです。バッチリ青空。
しかし電車に乗ると冷房効きすぎて寒い。寒いのは私だけ?
皆平気そう。
あまりの寒さに帰りはバスで帰ることに決めたのですが、今度はバスの中暑すぎ。
足して二で割りたい。
今の季節だったらバスの窓をが〜っと開ければ風が入っていい感じのはず。
しかし、電車は窓が開かず、バスは窓が小さすぎ。
ということで結構天気がいい時でも出かける時はスカーフなど持っていかねば辛いそんな変な季節。
あ、映画館とか劇場も多分、冷房効き過ぎ。
日本人には。
天気いいです。バッチリ青空。
しかし電車に乗ると冷房効きすぎて寒い。寒いのは私だけ?
皆平気そう。
あまりの寒さに帰りはバスで帰ることに決めたのですが、今度はバスの中暑すぎ。
足して二で割りたい。
今の季節だったらバスの窓をが〜っと開ければ風が入っていい感じのはず。
しかし、電車は窓が開かず、バスは窓が小さすぎ。
ということで結構天気がいい時でも出かける時はスカーフなど持っていかねば辛いそんな変な季節。
あ、映画館とか劇場も多分、冷房効き過ぎ。
日本人には。
最寄りの地下鉄駅の近くにできた新しいお店。
この辺はお昼食べるところが少ないと思っていたところだったので入ってみました。
頼んだのはチキン・シュニッツェル。
プレゼンテーションが美しい。ありがちなケチャップとかではなく、レモン・マヨネーズ、ビートルート・ソース、ガーリック・マヨネーズがついてきます。
チップスやサイドを選べるのですがステム・ブロッコリーを選んだら、グリルしたものが出てきました。これがまた美味しい。
ベジタリアンの人用に茄子もあります。
実は私、シュニッツェルって結構好き。
イタリアン・レストランに行っても、チキン・ミラネーゼがあれば注文してしまいます〜>
わらじ二足分のような大きなシュニッツェルの向こうに見えるのは夫が注文したキッシュ。
夫が仕事でシエナに行くことになり、便乗旅行。フィレンツェで二人で夕飯、私はフィレンツェに3泊し、夫は夕食後に電車でシエナへ向かい、私は3泊したあと電車でシエナに向かうという算段。
ということいで電車の駅、サンタ・マリア・ノヴェッラの近くに宿とレストランを予約。
ホテルにチェックインして荷物を置いた後、二人でRistrante Matteoniへ向かう。
夫は焼いたチーズ(何かスフレ的なものの中にチーズが入っている)、ビーフ・ラグーのパスタ。
私は鶏レバーのクロスティーニとポルチーニを載せたタリアーレ。
不味くはないのだけれど、ふつ〜。サービスは今ひとつ。
外でジェラートを食べながら駅に向かって、夫をお見送り。
私のホテルはこの通りにあるのです。Via Del Inferno (地獄への道)。すごい名前でしょう?
Via Del Purgatory (煉獄への道)もあります。
この日の予定はピッティ宮殿。朝ごはんはピッティ宮殿の真向かいのカフェで。そこで、フィレンツェに住んでいる高校時代の友達Mちゃんと待ち合わせ。観光に付き合ってもらうのだ。
中に入ってまず衣装博物館を見学。
気がつけばロココなドレスから始まっていました。その前のものは残ってないってことでしょうかね。
なぜか一つの部屋にポツネンと展示されていたドレス。係の人に「なんで?」と聞いたら、このドレスはボール・ルーム・ガウンで、ここはボール・ルームだったから、ですって。
さすが宮殿。天井が美しい。
それからパラティーナ美術館へ。
若き男子に声をかけられ「何事?」と思ったら、高校生のボランティアガイドだそう。ボランティでで色々なところへ行き、それで単位がもらえるのだそう。Mちゃんはイタリア語で問題ないのだが、私は英語でお願いすることにしました。
なかなか細かく説明してくれるので、ガイドをする前に勉強するのか?と聞いたら、スライドを見ながらの講習を受けたそう。
こういうガイドをするので文系の生徒さんなのかと思ったら、理数系の学生二人組でした。
「イリアッドの間」というのがあったので、「イタリアの学生は皆『イリアッド』を勉強するのか?」と聞いたら、「必須」だそう。ですよね!
ウフッツィもアカデミアも名画がわんさかでしたが、ここも負けてはいません。
フィリッポ・リピやボッティチェリ、ラファエロ、カラヴァッジオ、ティッツーアノなどなどの有名どころがザクザクでした。
クライアントには不評だったという背景が黒い絵。
ガイドくんたちの「お気に」はふたりともカラヴァッジオの『眠るキューピッド』でした。何がこの二人の高校生にアピールするのか?
お昼はTrattoria 4 Leoniで。Mちゃんはパッパ・アル・ポモドーロ、私は梨とアスパラの入ったラビオリ。
そのあとは捨て子養育院のおむつ干し場だったカフェで一服。そして前回見損なった捨て子養育院美術館を見学。
子供を育てられなかった母親が子供に託した品々。切ないですね。
アーカイブもバッチリ。これが全部保存しているってすごい。
捨て子養育院美術館の正面。建築家はドォーモと同じくブルッレスキ。
夕食はTrattoria Cesarinoでビーフの胡椒煮(!)と鯛を焼いたもの。鯛、丸ごとだ〜!
美味しかった〜。
この日はフィレンツエ発祥の地、フィエーゾレへ行く予定。フィレンツェからバスの乗り継いで行くので、中継点のピアッツァ・デラ・リベルタで、Mちゃんと待ち合わせ。
トラムでピアッツァ・リベルタに行くつもりだったのだが、通り過ぎるはずのない電車の駅を超えた時点で「もしや間違えってるかも?」とマップをチェックしたら違うトラムに載っていたことがわかり、そこから歩いて待ち合わせ場所へ向かいました。
間抜け〜。でも前回来た時そのピアッツァ・デラ・リベルタの近くに泊まっていたのでちょっと土地勘があったというわけである。えっへん!って間違えたんだけど。
でも、朝ごはんも食べようと思っていたので、時間的には楽々。20分ほど歩いて、ピアッツァ・デラ・リベルタへ到着し、カフェでカプチーノとパン・オ・レザンを頼む。パン・オ・レザンは通じなかったので指差し。フランス語、ダメでした。
バスで丘を登っていくと丘の上にフィエーゾレがあります。終点のフィエーゾレ、一つ手前のバス停で降りて、Mちゃんのお友達のお家に寄せてもらう。
お庭の壁はエトルリア時代のだそう。ひょえ〜。
眺め最高。
コーヒーの後にお友達が車でフィエーゾレまで連れて行ってくれる。
まずは考古学博物館。
エトルリア時代のものがかなりいいコンディションで展示されている。私には大きすぎず小さすぎないちょうどいい大きさの博物館。
私の一番はこの子。
考古学博物館を出たあと、博物館併設のカフェでお昼。ボンゴレ、いただきました。美味しかった。
そして、ローマ時代の遺跡。劇場、神殿跡、浴場後。周りが緑なのでなんかゆったりとした感じです。どんな観光をしたいかと聞かれ、「中世〜ルネッサンスのもの、そしてできればローマ時代の遺跡があれば見たい」とMちゃんにリクエストしたのでここに連れてきてくれたのだと思います。ありがたし!
博物館から見た遺跡。この劇場はイベントでも使われているそうです。櫓が組まれていたのでその準備?
フィレンツェに戻り、ミケランジェロ広場へ行く。
そこから見える塀はミケランジェロが作ったものだそいう。ミケランジェロ、色々作りますね。
そこからサン・ミニアート教会へ行ってみるが、残念ながら修復中でほぼ見れず。
ジャルディーノ・バルディーニでコーヒー。
この階段は前は歩けたらしいのですが今は門に鍵がかかってます。急すぎて危なかったのかも。
右手に見えるのはローマが税金をとった門だそう。ローマ時代のもの。
夕食はマーケットの近くにあるおしゃれなギルダで。
突き出し(?頼まなくても出てくる)のくすくすがめちゃ美味しかったのです。トマト、バジル、ニンニク、オリーブオイルしか入ってなさそう。ロンドンに戻って調べたら、お湯ではなくトマトジュースでふやかすそう。
結構簡単にできて美味しいのでロンドンに戻ってきて4回くらい作ってます。
私が取ったパスタはピッチ(うどんぽいパスタ)を捻ったような形。
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から電車に乗り1時間30分ほどでシエナへ。
夫と駅のプラットフォームで待ち合わせし、駅から出るのに丘の斜面部分に設置されているエレベーターで上に上がっていく作り。
この街、本当に丘の上にあるのだと実感。
バスより歩いたほうが早そうなの歩いて街に入る。
カモリア門から入ると中世の街!という感じ。
トラットリア・フォンテ・ジュスタでお昼。
トマトのブルスケッタ、子羊のロースト、シエナのパスタ、ピッチ、旅行中に足りなくなりそうな野菜もつけました。
街は坂道だらけ。いい運動です。
夜はオステリア・イル・グラタチエロ・小さなお店でメニューは口頭で説明されます。
ラビオーロ、肉とポルチーニのタリアテーレ、レバーボール、鶏のサラミ。
レバーボールってなんだろうと思ったら、腸詰にしたレバーと、ソーセージ、骨付き肉の盛り合わせ的なものがやってきました。レバーが代表?
食事中に太鼓の音がしたので外に出てみると中世の衣装をつけた人々が旗振って歩いている。7月8月に開催されるパリオの練習か?
動画はインスタにあげました。https://www.instagram.com/p/DKGuxV_snwd/?hl=ja
シエナ国立絵画館を見学。
中世美術が好きな人にはもううっとりするくらい豊富なラインアップ。
この変なバランス、変な顔色(失礼!)の絵画がなぜこんなに心惹かれるのか??
たんまりこういう絵を見た後に18世紀くらいの絵を見ると「つまんね〜」と思ってしまうのは何故?私だけでしょうか?
あらどこかで見たお方。
ものすごく怖い絵も。恨めしそうな眼差し。
デカメロンに出てくるギスモンドだそうです。何持ってるんだろうと調べたら、父親に殺された恋人の心臓!!!娘を盲愛する父親が娘の恋人の心臓を娘に届けるっていう酷いお話。この後彼女は服毒自殺。
シエナはあちらこちらにこういう狼と赤ん坊の彫刻があります。
ローマのロムルスとレムスと混同しますが、この赤ん坊、レムスの子供でやはり双子で、叔父さんのから逃げてきてシエナを作ったという大変似たような話。
昼はイル・カヴァリョ・ビアンコで、ハムとチーズの盛り合わせ、トリッパ、タリアータ。
昼からワインがススム君。(ふるっ)
トリッパ、好きなので、チャンスがあれば食べます。
お昼の後はシエナ生まれの聖人、聖カテリーナの生家を訪ねる。
そのあとは街歩き。
ここは世界でいちばん古い銀行だそう。
夕食のレストラン、アンティカ・オステリア・ダ・ディーノは、なんともと埋葬の洞窟だったところ!
「エトルリアの納骨堂の骨壷の蓋」と書いてあります。
店内は洞窟気分満載。
チーズスフレ的なもの、リゾット、パッケリ。
思わずデザートもオーダーしたけど、やはり私のタイプではない。
イチゴのセミフレド。外でジェラートを食べればよかった。