思えば教授の訃報を知ったときに英国国内の旅行中に見たがマンチェスターで行われるKAGAMIの広告でした。
そのとき、てっきりご本人がやってくるのだと思い、「来れずに無念でしょうね」と勘違いしていたのですが、のちにヴァーチャルリアリティーのものだということが判明。それがロンドンにもやってきました。
しかも我が家から徒歩20分の距離。
場所はラウンドハウスと言って鉄道用のターンテーブルの施設だったところ。今はアートや音楽の会場となっています。
中に入っていくと、若い頃の教授のお写真の数々。
そして、中は赤い照明でこんな感じ。
ゴーグルを装着し、開始を待つとピアノに座った教授が演奏を始めます。
ピアノで奏でる映画音楽がメイン。
自分の前に人がいてもその人は見えず、教授とピアノだけ見えます。チビの私には大変便利。
歩いてあちこちいくことも可能でピアノの周りを360度見ることができます。人にぶつからないように気をつけなければいけないけど。
しかし、私のゴーグルは「マジック・リーピング」というのが始まって、なんか再起動している模様。そのあとは教授なしの、音楽と共にオレンジ色のフレームの中に映像が映るというものに変わり、そういう演出なのかと思っていたら、ゴーグルが重く感じられ一生懸命手で上に持ち上げていたらスタッフが別のゴーグルと替えてくれ、別のゴーグルをつけたら教授がピアノを弾いているのがまた見えた。
つまり私のゴーグルだけが変だったわけです。ヴァーチャルリアリティーコンサート観覧デビューが鈍臭いことになってしまった。
しかも、夫はピアノがYAMAHAのものだとはっきり見えたというのに、私は目を凝らしてもそこまではっきり見えなかったのです。なんで????
あ、メガネ着用の人はメガネを外して何か特別のグラスをつけてゴーグルを装着しました。
一曲終わるごとに皆手を叩いていいのか躊躇っているのが興味深かったです。
彼の才能、功績に拍手してもいいと思うけれど、ご本人はそこにいないからな〜。
そんな迷いがまばらな拍手に出てたイベントでした。
何をやっても、特別な体験ができるキリコさん
1種の特殊能力だと思って良いのでは?
いつもがメガネの人はコンタクトをしていかないともったいないですね。
私、いざと言うときの使い捨てコンタクトをパックに入れとくようにしています。
これからも常備しときます😆
この機材の不備も特殊体験??うれしいようなうれしくないような。メガネの人は自分の視力にあった(だいたい)レンスを取り付けてくれたようです。