御宅拝見

もうとっくに過ぎてしまいましたが毎年9月の第二土曜日と日曜日はOpen Houseというイベントが行われます。ロンドン内の特定の建造物(公共のものも、個人のものも)を見学できるのです。うっかりすると終わってしまうので今年は事前にきちんと調べて準備。

私が好きなのは個人宅です。なかなか見る機会のないよそのおたくを拝見するのは楽しい〜!

調べたところ、意外と私の住んでいるカムデン区はこれぞと思うものが少なかったのでハックニー区をメインに見て回りました。

ゴージャスなお宅ももちろん楽しいのですが、心惹かれたのは小さいながらも工夫がいっぱいのお宅。オーナーが建築家で自ら工事に関わるととやはり色々工夫を凝らして限られたスペースを活かす努力がすごいです。

そのひとつがこれ。Sunkun Bathというタイトルがついたお家。

お風呂場がこのように設置式のバスタブではなく、掘り下げてプールのようになっております。

寝室から見える風景をあまり邪魔しないようにお風呂場を低くしたらこうなったそう。笹の向こうにあるのがお風呂場の屋根です。

バスルームのドアを開けるとすぐに直接湯船というのが斬新。横に洗面所とシャワーがあります。ちょっと日本のお風呂的な感じもします。

 

空間の使い方もなんか和風。

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アイスクリーム・クイズ

先日、友人のパートナーのお誕生日ランチに呼んでもらいました。

場所はミシュランの星持ちレストラン、Pollen Street Social。

テイスティングメニューという色々出てくるシェフおまかせのコースにしたのですが、大変面白く美味しかったです。

で、面白かったメニューの1部をご紹介。

これ、なんだと思いますか?

ケーキに見えますが、フィッシュ&チップス。再構築(というのが料理業界ではやっているようです)ってやつか!!上に乗っているのはビネガー味。(フィッシュ&チップスにはビネガーをいっぱいかけて食べるのが定番)

そしてこれはオイスター。

でもアイスクリームです。(呼んでくれた友達はそのまま食べた方が美味しいんじゃない〜?と言ってましたが、まあ、でもおもしろい。ちゃんと牡蠣の味)

そして、The Game。最初は鹿とかイノシシのgame-フランス語だとジビエってやつ-かと聞きましたが、そうじゃないよ。遊ぶゲームのことだよ、という説明を受けました)

フタを開けるとアイスクリームがそれぞれの仕切りに入っていてその味を当てる、というもの。当たっても商品などはありませんが、まあ、楽しい。内容はゴートチーズ味、アップルパイ味….あとなんだっけ?全部白っぽいアイスクリームでした。

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デビッド・ボウイとホーチミン

デビッド・ボウイをテーマにしたバーができたのよ!というEちゃんに誘われて、ピカデリーのカフェ・ロイヤルというホテルに鼻の穴を膨らませて行った私。カフェ・ロイヤルはオスカー・ワイルドも通っていたというおしゃれホテル。ロンドンのど真ん中にあります。

「遅れるから先に席とっといて〜」というテキストメッセージを受け、「よっしゃ!」と階段を駆け上がって行ったら、バーの受付けのおねいさんから、「今日は貸切パーティーです」と無情にも言われてしまいました。

ここは予約ができないのでEちゃんはあえて電話をしなかったとのことですが、「貸切り」という落とし穴があったとは〜。

ピカデリー付近でレストランの予約をしていないでぐずぐずしていると食いっぱぐれるので、早めの夕飯ということに路線を変更し、近くのヴェトナム・レストランに直行。

すでにほぼ埋まっていたのですが上のバーでなんか飲んで待っててくれたら10分くらいでテーブル用意するということなので、バーでカクテルを飲むことにしました。

「ホーチミン」が私が頼んだカクテルの名前。ウォッカベースでゆずシロップが入ってます。

 

本当ならこの日は、デビッド・ボウイにちなんだカクテルだったはずだったんだけど、まあ、おいしかったし、あと7時前だったので9ポンドなにがしかのところ5ポンド!お得。

ボウイ・バーのカクテルは12ポンド以上だった気がする。

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路地裏

アシスタント石渡は切り裂きジャック系の話の海外テレビドラマを見たらしく、私が路地の写真をあげると「気をつけてくださいよっっっ」と心配します。

「昼間だから大丈夫だよ〜」と言いつつ、心配な気持ちもわかります。白昼人気が全くないときもしばしあり、これが夜だったらさぞかし不安を煽るだろうと思います。

そういうスポットがロンドンにはここかしこあります。人気がないだけでなく大抵古いロンドンそのままのところ。(だから面白いんですけど)

日曜日に所用があってゴッジ・ストリートの裏の方に行きました。すると路地を団体らしからぬ団体がうろうろ。というのは、普通団体だとガイドさんとか導く人がいるじゃないですか。が、それらしい人は見えず、でも何となく固まっている。年齢層もバラバラ。

なんだろ??と思ったら、なんとその路地、ポケモン・ゴーのスポットだったらしい。

 

根強い人気ですね。

 

 

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私の宝物

朝倉世界一さんに「女社長」の表紙用に作っていただいたキナコのフィギュア(という?)。髪の毛が一本抜けちゃったけど。

ツグムは多分ソニクリで作ったサンプル。

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Harry Potter and the Cursed Child

いつもロンドンの繁華街に行くたびに気になっていたシャフツベリーアヴェニューにあるニーマックス・シアター。

何故なら、ここは長い間「レ・ミゼラブル」がかかっていた劇場ですが、最近この「Harry Potter and the Cursed Child 」がかかっております。

実は私、熱狂的大ファンとまでは行かないけれど、ハリーポッターのシリーズは読破、映画も全て見ております。

なのでどんなお芝居なのか気になっておりました。

ある日夫が「この日開けておいて」と言われて連れて行かれたのが、このお芝居でした。マチネとソワレの2部構成です。

こちら昼の部の前。

そして夜の部の前。

 

八番目の話ということで、 ヴォルデモートを滅ぼして19年後の物語という設定。

最初長いかもと思ったし、途中で早夕飯も食べましたが、実はあまり長さは感じられずあっという間に時間が過ぎました。

面白かったです!

話もよくできていたし、舞台美術が美し〜。クラシックな感じはハリポタ映画の美術にも通じます。

ワイムワープをするときにセットがぼよよ〜んと歪むのですが、これがすごい。多分ライティングでその効果を出しているのだと思います。

そして、薬を飲んで変身する様がまるで手品のよう。他にもあっと驚く仕掛けがいっぱいでした。

こりゃ楽しい。

ただし、ホリポタ・シリーズを読んでない人見ていない人にはわかりにくいところがあるとは思います。まあ、ハリポタ好きじゃない人は行かないか。

ハリポタ・ファンにはオススメ。

ハリーの息子の親友になるのがドラコ・マルフォイの息子というのも面白かったです。こいつがいいやつで大活躍。

日本にも来たら楽しいと思います。

 

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ボウイ・ リベンジ

前回行き損ねたボウイをテーマにしたカフェ・ロイヤル・ホテル内にあるZiggy Barに行って来ました。

私が頼んだのは femme fatele。ウォッカと酒ベースのもの。飲むとウオッカと酒の香り….ってそのままじゃん。

Eちゃんが頼んだのはCat from Japanだったっけ??

Eちゃん、ボウイのプリント・ドレスを着て気合を入れております。

店内はこんな感じ。

 

ボウイの写真が飾ってあるけど、写真を変えれば他のアーティストのバーでも流用可能。もっと、ジギー・スターダストっぽい(あるいは他のキャラでも)インテリアを想像していた私です。かかっていた音楽はボウイのものだけじゃなくてツエッペリンなどもあってなんか統一感は今ひとつ。ボウイに浸りたい人にはなんだかな〜という感じかな?

 

そのあとはチャイナタウンの台湾レストランへゴー。

 

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ボヘミアン・ラプソディー

夫の友人のお誕生日パーティーの会場がハックニーのインディーズ系シネマ。

ほんとイギリスっていろんな会場があると感心しました。

まず、ロビーで泡ものとカナッペ、そして映画を見て、そのあとハッピー・バスデーを歌って、ケーキ、泡とカナッペが続くという構成。

調べたらちょうど見たかった「ボヘミアン・ラプソディー」をパーティーの始まる前の回にやっているので一足早く行ってそれを見て、そのあとパーティーに参加ということにしました。

事実と違うところもあるけれど、それなりによくできていたと思います。

レミ・マレック、似てないけど可愛いと思って見ているとだんだん似てきた。出っ歯もつけて熱演。フレディーの振り付けもばっちり。

ブライアン・メイが一番似てたかな?いや、見ているうちに他のみんな似てくる気がします。

サイドのマイアミ・ビーチ(本当はジム・ビーチ)が美味しい役どころだと思いました。イギリスの俳優さんです。

そういえば、ロジャー・テイラーはエカテリーナ2世に似ていると思って歴史の教科書にいたずら書きしていたのを不意に思い出しました。

ライブエイドのシーンセットを組んで撮影したそうですが上からのシーン、実際のライブエイドの映像を使ったのか、それともエキストラを大量に仕込んだのか??

どちらにしても一体感がすさまじい。フレディーっっ!

やはり自分が体験した時代のものは格別です。私が少ないお小遣いを貯めて買った三枚目のシングルは「キラー・クイーン」でしたた。話的にはどうなのよ、っていうミュージカル「Will we lock you」だって盛り上がるんだから、フレディーの話で私たち(ロック)世代が盛り上がらないはずがない。

映画を見たあとバー部分に出たらすでにパーティーの準備が整い、歓談のちにまたシネマへ。

どんな映画か聞かされていなかったけど、「ボヘミアン・ラプソディー」だったらどうしようかとちょっと心配。でも映画は「ぼくの名前はズッキーニ」(フランス語だとクルジェットなのでちょっと変な感じ。少年のあだ名だからクルジェットでいいのでは?と思ったけど)でした。これも大変心暖まりつつも悲しいフランスのアニメーション。

見よ、この座り心地の良さげな椅子。

そしてバー部分。

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