チケッティ

スペイン一般的にはタパス、サン・セバスチャンではピンチョス、そしてベニスではお酒を飲みながらつまむのはチケッティだそうです。

ベニスでなぜかクッキング・クラスを取る私と夫。

一番人気はパスタのコースですが、パスタはボローニャでしょう!と私たちはベニスならではのものということで、チケッティにしました。

訪れたおたくは蔦の絡まる素敵な建物。泊まっているホテルと同じくリド島にあり、徒歩で行ける距離です。

B&Bもやっていらっしゃるそうです。

教えてくださるのはケイタリングもなさっているマリカさん。

旦那様はムラーノでガラスのお仕事をなさってるいるそうです。

材料はすでにセッティングされていて、基本的には切るだけ混ぜるだけ。

そして作業が細かい。

出来上がったものはプロセッコ、白ワインとともにいただきます。

面白かったんだけど作業の細かさが私には合わない〜。

パスタ・コースにすればよかったかも。

後ろに見えるシャンデリアは当然ムラーノ。

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ボート

ベニスでは警察の車も救急車も消防車もみなボートです。

ベニス本土は車の乗り入れができないので、当たり前といえば当たり前ですが何か不思議な感じ。

たまたま通りかかった病院の船着場。

病院にはヘリポートもあります。

そういえば、日本でもイギリスでも大音量で曲をかけてしかも窓を開けて「俺の好きな音楽を聴け!」的な人っていますよね?

ベニスでは自家用ボートを持っている人もいて、ボートでそれをやっている人たちを結構見ました。

屋根のないタイプのボートだとかなりうるさい。

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ラ・フェニーチェ

ベニス滞在中、フェニーチェ劇場でオペラを見ました。

演目はドニゼッティーの『ロベルト・デヴリュー』。エリザベス一世とその寵愛を受けたエセックス伯、ロベルト・デヴリューの話で、なんでイギリスからベニスに来てイギリスの女王の話のオペラを見るんだ?と思いましたが他に選択がありません。

フェニーチェは、1996年に起こった火事から再建された2003年に再開された劇場で、撮影で使ったヴィスコンティの映画などを資料にしたそうです。大変だったでしょうね。まさに名前の通り不死鳥。

内装はロココでかわゆい感じ。

私たちは一番安いチケットで天井桟敷の人々となりました。

コロナの影響で座席が二つ分開けられており、私たちは同世帯のカップルなんですが、と言っても一緒に座らせてはくれませんでした。

劇場内は空いていたので幕間に下のボックス席にこっそり入ってみましたが角度が今ひとつだったので天井桟敷に戻ることとに。

ふと横を見ると消防士らしい二人連れが制服姿でオペラを鑑賞しているのがなんだかイタリア!という感じでした。

オペラ、というと日本でもそうですがイギリスでも中流階級以上の嗜好である場合が多いと思いますが、イタリア人は階級関係なしに普通にオペラを愛好しているのか?

興味深いところです。

昔シェールとニコラス・ケイジが共演した映画『月の輝く夜に』で、普段は白髪も気にせずあまり身なりにも気を使わないシェールがオペラを見に行くときはバッチリと決めるというのがイタリアンな感じか?(二人ともイタリア系のニューヨーカーという設定)という記憶があるのですが。

観客は皆マスク着用だったのですが、舞台に出てくるコーラスの一団、だいたい皆舞台から去るときにすっとマスクをつけて出ていくのですが、コーラス中もマスクしている人を発見。安全面に関しては個人の裁量でマスク着用で歌うのもありなのか?

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リド2

ベニス旅行に行ったのは一ヶ月ほど前。

そしてなんとイタリアも自主隔離が必要な域に入ってしまいました。

刻々と状況は変わっていくと思っていたら今度はロンドンが2段(なんで段なんだろう?)ということで、レストラン、パブは10時までは開けていてもいいが別世帯の人の家に行き来するのは禁止。屋外で会うのは大丈夫、リバプールを含む北部はレストラン、パブ閉店という状況になりました。ただし、その地方の市長たちは政府の決定に抗議をしているそうです。

一体どうなっていくのだ?

思えば旅行をしていた時はこの状況になる前だったので、好転していくかもという希望があった私です。

さて、ベニス旅行に行く前にもイギリス国内二箇所ほど週末旅行に行ったのですが、一つのホテルはビュッフェはなく、調理した朝食をテーブルに持ってきてくれるというサービス、もう一つは、部屋に朝食を持ってきてくれるというサービスでした。

部屋に持ってきてくれるのってどんなだろう?と思ったら紙袋にリンゴとプラスティックバッグに入ったペイストリー、ヨーグルトを入れて届けてくれるというサービス。

何も言わないとコーヒーも部屋に置いてるインスタントを入れてねとなりそうだったので、カプチーノをリクエストして持ってきてもらいました(テイクアウェイの紙コップ)が、ちょっと寂しかったです。

色々と苦しい状況で朝の時間だけシェフを使わないようにしているのかな?とも思ったのですが、お客にしてみれば、朝食は非日常から抜け出すホテル滞在の楽しみのひとつなので、非常食のような朝食は無しだなと思いました。

で、ベニスのホテルはどうだったかというと、コンチネンタルなのビュッフェでしたが、自分で取るのではなくマスク着用しつつ並んでスタッフにとってもらうというシステムでした。

時間はちょっとかかるけど、やはり色々種類があって選べるのは楽しかったです。

泊まり客を見ると、イタリア国内と、ドイツからの観光客がほとんどでした。

結構、ベニスはドイツから近いんですよね。

ホテルで自転車も借りることができたので、細長いリド島をぐるっと回ってみました。

自転車に乗るのは久々だったせいかお尻が痛かった。

夫は痛くなかったそうですが、私のお尻が夫のお尻より肉が薄いはずがないので不思議。

塩野七生さんの『海の都の物語』を読むと、最初にベニスの首都はリド島のマラモッコだったそうですが、今はのんびりした場所でした。

そのマルモッコのトラットリア•アル・ポンテ・ディ・ボーゴでお昼を食べたのですが、普段昼間から酒類を飲まない私と夫がドキドキしながらカラフのワインを頼む側で、地元の人らしき男性二人連れはちゃんと1本ワインを注文してました。勝負にならない….。勝負してないけど。

シーフードプラッターは半分こ。

夫にツナのタルタルを譲り、私は牡蠣をゲット。平和に分けました。

メインは夫が魚のグリル盛り合わせ。テーブルに持ってくる前に骨を取ってくれた。

私のメインはマラモッコ・パスタ。ムール貝とあさりのトマトソースなり。

開いてるときに行きたかったホテル・デ・バン。

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リド1

私たちが泊まったのはベニス本土ではなく、リドというアドリア海に面した細長い島。

1900年代初頭に建てられたと思われるアールヌーボーの建物でした。

本土は乳母車以外車乗り入れ禁止だけれど(自転車もだめだそう)、リド島は車が通ってました。

ホテルで自転車を借りて島を探検。

『ベニスに死す』に出てきたホテル・デ・バンは閉鎖され、高級アパートとして生まれ変わるはずが工事が遅れて、まだ閉鎖中。

私たちの泊まったホテルはプライベートビーチがあり、ちょうど私たちがついた次の日でシーズン(ビーチが開いているいているシーズンということらしい)が終わると言われたので、最終日は海だわ!と思っていたら、1日早くプライベートビーチを閉めたとレセプションで告げられました。

日傘も椅子もしまっちゃった、ってひどくない?ビーチの椅子に座ってアッシェンバッハ風に写真を撮るつもりだったんだけど….。

ベネツイア映画祭が行われた最終日に私たちは着きましたが、ケイト・ブランシェット(今年の委員長)に会うということもなく、目撃したのは会場から運び出される椅子だけ。

会場近くの超高級ホテル、エクセルシオールに入ってみる。

ここは直接プライベートビーチに出ることができます。シーズンが終わった後も傘も椅子もまだあった。資本力の違いか?

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